あした、入会しているジャズピアノ教室でのアンサンブル会がある。
ベースとドラムのおにいさんがたに伴奏をお願いし、ピアノトリオ気分を味わう、というものである。
わぁー! 緊張するわぁー!!
だいたい、いつもひとりで弾いているから、「バックをしたがえる」なんて今までの人生においても数回しかなかった。
未来のある若い人たちに、おばさんの道楽につきあわせるなんて、気の毒で身がちぢこまる・・・が、スリルいっぱいの楽しみでもある。
あした、弾くのは「ジョーンズ嬢に会ったかい?」、「I fall in love too easily」、そしてこの「サテン・ドール (Satin Doll)」である。
じつは、サテン・ドールは40年前も自主練で挑戦したことがある。当時、マッコイ・タイナーのコピー譜(今はトランスクリプションというのかな?)が市販されていたので、どうにもアドリブが弾けない私はそれを買って練習した。
できるだけ、本家本物の演奏に似せるよう、譜面にかじりついて努力したつもりだが、あんまりうまくいかず、できないものはそのまま忘却の彼方へいってしまった。
今回、またこの曲を課題とするにあたって、以前買った市販のトランスクリプションを探したがみつからない。どうやら断捨離してしまったらしい。困った。断捨離して後悔するのは毎度のことであるが、仕方がない。
次にユーチューブ内を探したが、テーマの投稿はあっても肝心のアドリブ部分がない。もう、しゃーない。自前のアドリブで行くしかない。
テーマが終わって、とろとろ、1コーラス目を弾き始める。
まず、出だしの Dm7 G7 | Dm7 G7| のG7 ですでに弾きにくい。が、ここのG7 をあんまり意識せずに、次の Em7 A7 | Em7 A7 | につなげるようにすると以外とうまくいくことに気がついた。
次の苦手ポイント、D7 | D♭7 | C7 もD♭7 を経過音として、でしゃばらず、C7にもっていくようにした。
わ、ちょっといけるかもしれない???
でもイケてないアドリブを2コーラス続ける肝っ玉はなく、1コーラス+テーマちょい、でおしまい、チャンチャン。
でも、あしたは満身創痍になっても最後までたどりつくぞぉ