夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

先生宅にスタンウェイという「彼」がやってきた!

 

先生宅の「異変」に視覚で気づく

よもや、私が「先生宅にスタンウェイは置かれていない」と書いたからではあるまい。なんてったって、先生はこのブログのことをご存じないのだから。

しかし、私がスタンウェイを記事のお題にしたのは、わずか数日まえなので、あまりのタイミングの良さに戦慄した。

先生宅の先生用のグランドピアノが、ヤマハからスタンウェイに代わっていたのである!

kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com

この「異変」に耳で気づいたのなら、私も自分に対して面目がたつ。しかし、私が気づいたのは、「あれ、先生のピアノ、いつもより大きいんとちゃう?」という視覚によるもの、そしてピアノ横のロゴで確認したのだ。

「きょうの先生のピアノの音色はいつもと違う」ではなかったのだ。嗚呼、嗚呼、やっぱり、ワタシ耳悪いんやわ(涙)

 

それは先生の「彼」だった。

先生の新しいピアノは「she」ではなく、「he」だそうだ。「he」がきてから、先生は毎日幸せで、まるで新婚の夫が待つ家に帰るように「早く家に帰りたい」と思うそうだ。

「そりゃ、お値段も高かったんですけどね」と先生は続ける。果たしていくらぐらいなのだろうか? ひとはみな、「関西人は平気で、これなんぼ? と聞く」というが、私の場合はそうではない。

関西は関西でも、神戸生まれの神戸育ちだし、首都圏暮らしも長かったので、おずおずと、「だいたいでいいんですが、どれくらいのお値段だったのか、参考までに教えてくださいますか?」とお尋ねした。

すると、「一千万ぐらい」とのこと。なんや、いうほどたこないやん(私には間違いなく高いが)。なぜなら、先生宅の街では、一千万をはるかに超えるベンツやポルシェが毎日びゅんびゅん走っているからだ。高級外車に比べれば、スタンウェイのほうが寿命は長いし、トシがいったからもう免許返上して、車はやめときなはれ、とひとに言われることもない。いつまでも、「彼」に甘い言葉をささやき、なでなでしてあげたらいいのだ。

それに、先生は幼少のころからピアノのエリート教育を受け、音大の頂点みたいな音大のご出身なのだ。スタンウェイ1台でびびるどころか、生徒用のピアノもスタンウェイでもかまへんよ。

シンフォニア1番は合格点をもらえた

スタンウェイ談義でだいぶ時間はとったが、シンフォニアの1番はきょう、合格点をもらえた。「3声の弾きわけができていて、悪くなかったと思います。欲をいえば、ソラシドレミファソファソラファラソファミーーのようなフレーズで前に向かっていくような流れがつくられると、もっとよかったと思います」とのことだった。なるほどね。私のはちょっと淀んでいるかも。

いちおう、終了記録で動画をアップします。

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