夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

エリザベス女王ご逝去で思うこと

 

エリザベス女王ご逝去

エリザベス女王が亡くなられた。

私はイギリス王室ウォッチャーではないけれど、私が生まれてからずっと在任だったかたが亡くなられたのは、昭和天皇に次いで女王陛下が二人目なので、やはり一つの時代が終わったのだなぁという感が強い。

女王陛下は1926年生まれということだから、日本風に言えば昭和元年生まれなのだ。数日前には新しいイギリスの首相、トラスさんを任命されたということだから、96歳という高齢でも100歳ぐらいまでは大丈夫かな、と思っていた。比べるのもなんだが、私の父は98歳で亡くなったが、亡くなる数日前も、「天ぷらはおいしいね~」と食べていた。

最近では90歳を超える高齢者は、まったく珍しくなくなったが、それでも100歳の坂を超えるのはそう簡単ではない、と思ったりする。

 

男はつらいよ 寅次郎相合い傘」

エリザベス女王は1975年5月に来日されている。私が大学に入学した年なので、よく覚えている。来日パレードはニュースでしか見なかったけれど、女王陛下はまだまだとても美しかった。

このパレードの様子をテレビで見ていたのが、寅さんちの「おばちゃん」で女王陛下に感嘆の声を上げる場面が、寅さんの15作目1975年8月公開の「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」に出てくる。

そんなおばちゃんにむかって、山田洋次監督は、タコ社長をして、以下のように言わせている。さすがに、左寄りの山田監督で、面白いなあと思った。

 

 

パディントンとのお茶のシーン

女王陛下の来日からあっという間に月日は過ぎ、ハリウッド女優並みに美しかった女王陛下もずいぶんとお年を重ねられた。

でも、パディントンとのお茶のシーンは可愛らしいなぁ。ティースプーンでパディントンと一緒に「We will rock you」のリズムをとるお姿はいつまでもひとびとの心に残ると思う。

 

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