夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

西宮神社への屋台詣でを楽しんだ晴天の元旦

西宮神社 2023年元旦

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

皆さまはどんな元旦を過ごされたのだろうか?おかげさまで兵庫県南部はすばらしい陽気に恵まれ、西宮界隈の人出は結構なものだった。ニュースでは相変わらずコロナの話をやっているが、この賑わいをみるかぎり、「コロナって終わったよね?」と感じたのだが早計なのだろうか?まぁ、みなさんマスクはしているけどね。

大宮氷川神社に屋台で負けない関西の神社は?

関東から兵庫県南部から引っ越してきて丸2年が過ぎた。もともと神戸生まれの私は地元に帰ってきてすこぶる満足なのだが、それでも大宮氷川神社(埼玉県)の屋台の数の多さ、ラインナップの豊富さにはなかなか関西ではお目にかかれないので、それだけが非常に残念だ。大宮氷川神社に匹敵する屋台はどこにあるのだろう?やっぱり大阪の住吉大社か?

しかし根っから神戸っ子の私が正月から大阪に詣でるというのもちょっとなぁ。かといって神戸三宮の生田神社の屋台はしょぼい。大宮氷川神社の屋台に慣れた夫は文句をいうだろう。いろいろ勘案したあげく、今年は屋台もあるだろうという希望をもって、西宮市にある、「福男」で有名な西宮神社へ詣でることにした。

西宮は西にある街か?

阪神芦屋駅で大阪梅田行き電車を待っていると、夫が「西宮行きはあっちでしょ」と神戸三宮行きのプラットフォームを指す。私はまたか、と思いタメ息をつく。2年たっても夫は「三宮」と「西宮」を混同するのだ。完璧な日本語を読み書き話すくせにこれはどういうことなのだろうか?彼の論理によれば、「西宮」は三宮の西にあるべき街なのだ。この理屈を一言で凹ませるには、どういう言い回し、表現がふさわしいのだろう。何も思いつかない私は、「西宮はこっちで、三宮はあっち!」と吐き捨てるように言うだけである。

阪神電車路線図

西宮神社の屋台を楽しむ

実は関西在住歴通算30年を超すくせに、西宮神社に行ったのはこれが初めてだったのだ。お目当ての屋台は参道ばかりでなく、近くの道路脇にも出ていておまわりさんが交通整理にあたるほどの活況ぶりだった。これはコロナ以前はもっと盛況だったのか?

屋台の種類も「焼きそば」「お好み焼き」「はしまき」「唐揚げ」「ケバブ」「ベビーカステラ」となかなか揃っていた。ただ夫の好みである「じゃがバター」は1店しかなくこれはちょっと物足りなかったか?関西のひとはそれほどジャガイモを食べないのかもしれない。値段もコロナ以前は関東で¥400だったのだが、こちらでは¥500。たぶん諸物価高騰で今は関東でも¥500はするのだろう。こればかりはしかたがない。

面白かったのは神社の境内で、猿まわしが見られたことだ。猿まわし師の語り口もなめらかで、さまざまな困難を乗り越えられるようにという願いをこめて、輪をくぐるおサルさん、可愛い!

猿まわし

阪急西宮ガーデンズはすごい混雑だった!

このあと健康のため、西宮神社から阪急西宮ガーデンズまで30分かけて歩く。お目当ては元旦にもかかわらず、オープンしているスーパー「イズミヤ」で野菜を買うためなのだが・・・いやぁ、すごい人出だった!ふだんの土日でもこれほどは混んでいないだろう。みなさん考えることは同じで、初詣だけでは飽き足らず、ちょっとお買い物をしたいのだろう。あるいはおせちに飽きたご家族が新鮮なお刺身を食べたい、とかお惣菜で済ませたい、という要望があるのだろう。

ところで元旦にもかかわらずお店に出勤していただいたかたには、本当にご苦労様と申し上げたい。お正月がすんだら、絶対休みをとってね!ゆっくりしてね!