夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

マスク美人か口裂け女か?ジャズピアノ発表会の反省会

新年最初のジャズピアノレッスン

昨日は久しぶりのジャズピアノレッスンだった。発表会は去年の12/25だったのだが、その後、年末年始と教室の主催者であるカルチャーセンターがお休みだったせいである。

先生と顔を合わせてから、遅ればせながらまず、「明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。」のご挨拶。続いて発表会の反省会となった。

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先生が発表会で驚いたこと

さて、発表会での私の演奏はどうだったのか?先生いわく、「良かった、良かった。ちゃんとベースとドラムを見てたし、聴いてたし。Chelsea Bridge のイントロだけやなぁ。あれ、Aメロをつこてるやろ?Aメロのイントロで、またテーマにはいってからAメロでは、ちょっとくどいわ。そやけどそのほかはトミー・フラナガンみたいやった」とベタ褒めに近い。

で、続けて、「あのなぁ。それとは別に発表会でびっくりしたことあんねん。」と先生はのたもう。「発表会でマスクとったやろ、それでゆめこちゃんの顔、初めてみてん。あんた、あんな顔やってんなぁ~」

そういえば、発表会のステージではマスクをつけても外してもいいということだった。なので呼吸困難を避けるために、私はマスクを外して弾いたのだ。もっとも他のひともみなそうだったと思う。

別のタイプの「美人」とフォローするところがすごい

「僕、それまでゆめこちゃんゆうたら、〇〇みたいな顔やと思ててん。」と、先生はウィンタースポーツで有名な女子選手の名前を挙げた。

「え!あの整形疑惑で有名なひとですか?」「え、あのひと、整形なん?」

どうもハナシが嚙み合わない。いっておくが、その選手と私は似ても似つかない。だってその人の現在の眼は、くっきりした二重瞼でメイクもしっかりしているが、私は奥二重でまぶたが腫れぼったくインパクトも薄い。だから、整形以前の顔か?まあ、もうどっちでもええがな。最後に先生はこう私に許しを乞うた。

「〇〇みたいな顔やなかったけど、また別のタイプの美人やったわ。ごめんなぁ、おっさんの言うことやから許してな~」

別のタイプの美人とは、すごいフォローではないか? コロナ禍になってからもう足かけ3年になるから、マスクの顔しか知らない知り合いは多い。私も先生のマスク顔しか知らなかったのだが、先生については、ピアノ演奏以外のことに興味が薄いのか、先生のマスクを外した顔がどんなであるか、想像をしたことがなかった。かたや、先生のほうは、生徒さんは90%女性で、しかも揃いもそろってみなさん、魅力的な女性ばかりである。いろいろ想像ができて先生はさぞかしレッスンが楽しくて、到底やめられないだろう。

マスク美人か口裂け女か?

ここで、私は自分のことを「マスク美人」なのか「口裂け女」なのか、自問自答するに至ったのだが、そもそも「口裂け女」とは昭和の都市伝説であることがわかった。

Wikiによると、口裂け女」とは1979年、日本や韓国で流行し、社会問題にまで発展した都市伝説、とある。すなわち、マスクをした若い女が子どもに近づき、「私、きれい?」と聞く。「きれい」と答えると、「これでも?」と言いながら女はマスクを外す。すると女の口は耳元まで裂けていた、というもの。

しかしこれって、今のようにSNSもなく、容易に写真が撮れなかったから流行した都市伝説ではないのだろうか?今なら、女がマスクを外しているその隙に、「カシャ!」と写真で撮って拡散できるのに!

また最近では、口裂け女は怖れられるどころか、笑いの対象ともなっているようで、口裂け女をモチーフにしたマスクまで販売されているようだ。そうだ、現代では見える「口裂け女」より、見えないウィルスのほうが怖いのである。