夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

エクセルの練習記録で上手になっていなくとも下手にはなっていないと感じる

神戸市営地下鉄 三宮・花時計前駅のピアノ

練習時間を測ることにした経緯

前回のクラシックピアノレッスンの出来は散々だった。それなりに練習してから臨んだと思ったのだが、バッハ:シンフォニア3番ではまさかのフレージング間違いで撃沈、すっかり平常心を失ってしまった。ショパン:プレリュード17番では譜読みが完全に終わっていないので、前半だけ、ということで聴いていただいたのだが、「この曲はメロディー8割、伴奏2割の音で弾かねばなりません」と言われ、「ええっ」と思った。どうせメロディーは右手小指で弾くのだから、意識せずとも自然に聞こえるだろう、と思っていたのだ。そんなこんなで思ったのである。

  • いったい譜読みが完了して、曲がりなりにも通しで弾けるようになるまで、私にはどれくらいの時間が必要なのか。
  • そこからまた磨きをかけて先生から合格印をもらうまで、私にはどれくらいの時間が必要なのか。

以上を探るために、時間管理が苦手なこの私が、エクセルで練習記録をつけることにしたのだ。尚、ピアノの練習記録は多くのかたが、スタディプラスを使っていらっしゃると思う。私も数年前、ピアノとはまったく違う資格試験のためにスタディプラスを使ったことがあるのだが、時間管理がどうにも性格にあわないのと、老眼でスマホで見るのが辛いのでやめてしまった。こんどはいくらPCで拡大画面にできるとはいえ、続くのか?

練習時間の記録からわかること

1/23-1/31の練習記録

1/23-1/31の1日平均練習時間2時間44分。無職だからこんなものだろう。もっとできるかもしれないが、手が痛くなりそうなのでやらない。

シンフォニア3番は通算8時間以上かけてやっとノーミスで弾けるようになった。ただし速度は8分音符=120ぐらいで遅い。先生の前では多分5-6か所間違うだろう。

プレリュード17番は全然譜読みが終わらない。それどころか「この音は左手(右手)で弾いたほうがいいかも」と迷いっぱなしで、しょっちゅう指使いを変更している。おまけに右手左手の親指が交差することが多いので、爪を短く切っているにもかかわらず、右手親指の関節のあたりを左手親指の爪で引っ搔いて、傷になってしまった!これ、結構痛い!

練習した曲の内訳からわかること

練習した曲の内訳

 

  • ツェルニー40番は一応一周したのでやめてしまった。
  • パスピエは4月以降にピティナステップで弾くつもりにしているので、暗譜を忘れないように毎日練習が欠かせない。
  • ジャズポップスはレッスン曲とそれ以外のも弾いている。どちらも楽譜を使わない即興なので、自分の技術を上回るようなことは弾けない(あたりまえやん!)。必然的に練習時間は短くなる。

ジャンル集中でクラシックとジャズの弾き分けを目指す

これまでわかったことは、曲にもよるが、譜読みが完了するために、私の場合通算10時間は必要ということになりそう。ちょっと長すぎ?子どものときから譜読みが苦手なのは変わっていないようだ。それともうひとつ、この練習記録で期待できることがある。

それはなんと今まで、私は5分ショパンを弾いたらジャズを弾き、それに飽きたらバッハを7-8分ちょろちょろ、次はポップスを弾き、という気まぐれな練習のやり方だったのだ。ジャズクラシックも一瞬で弾き分けができる小曽根真氏じゃあるまいし、こんなやり方では、いつまでたってもジャズとクラシックを同じように弾いてしまうのではないか?これからはいちいちストップウォッチを押す手間を考えて、ジャンルに集中した練習をすることにしよう(いつまで続く?)

課題は多いが、毎日ピアノに触っているとさすがに上手になっていなくとも、下手にはなっていない・・・と思う。