夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

体験レッスン2時間超のクラシックピアノ熱血先生と出会う

 

クラシックピアノ体験レッスンを受けるようになった経緯は?

レッスン時間の予約の難しさや、先生側からの変更が頻繁にあることやらで、現在お世話になっているクラシックピアノの先生を変更したくなったことは前に記事にした。そしてピティナを通じて問合せをした先生のところへ体験レッスンに行くことになったのだが、昨日無事に(?)レッスンを終えた。

さて、新しく見つけた先生はどうだったのか?

kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com

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体験レッスンは2時間を超えた!

アポの時間は11時。時間ほぼきっかりに先生宅のインターホンを押した私は、先生のにこやかな笑顔に迎えられた。20畳ぐらい(あくまで目分量)の洋間に通されたのだが、そこは、ヤマハグランドピアノ2台、ハープシコード、そしてハモンドオルガンも備えられたレッスン室だった。まさに理想的な音楽環境ではないか。

緊張しながらも私は先生のお話をうかがい、レッスンも受けたのだが、あっというまに終わったように感じ、先生宅を辞してふと時計をみると13:17!

あれ!私は2時間超も先生宅にいたのか!!

緊張していたのは最初の数分間だけだった。先生と私は初対面であったけれども、年齢が近いということと、どちらも通算すると40年近く神戸に住んでいるということで、共通の知り合いもいることがわかり、世間話のネタが次から次へと沸いてきたのだ。もちろん私の知らなかった音楽教育、そしてピアノについての話も非常に興味深かった。

日本の音楽業界の現状について

先生がおっしゃるには、日本では楽器店が中心となって楽器、楽譜の販売、音楽教室の運営、調律師さんの派遣などを行っているとのこと。なるほど言われてみればそうかもしれない。楽器店はヤマハカワイなどは昔からあるが、最近躍進ぶりがよく目につくのは島村楽器かもしれない。こういうところのお教室で習うとすると、ビジネスの仕組みが複雑なのか、往々にしてピアノ教室のお月謝は高い。そして一般論かもしれないが、講師のみなさんはお若い。やはり、ひとは男女を問わず若者が好きなのか?

英国王室音楽検定について

先生がこの30-40年、ひたすらがんばってきたことはピティナステップを神戸で開催することと、「英国王立音楽検定」を普及させることだったらしい。ピティナステップのほうは今は神戸でも盛んに行われているようだから、問題はないようだ。

ところが「英国王立音楽検定」の普及はなかなか進まず、ことによると東京藝大の先生からは、「音楽の都はドイツやウィーンであって、断じてイギリスではない!」と相手にもされないそうだ。

私もこの検定についてはボンヤリと聞いたことがあるぐらいで、先日読んだ小川典子さんの「夢はピアノとともに」にも言及した文章があったかなぁとうろ覚えなくらいである。

ところが・・・先生によると「ヤマハのグレードもこれを叩き台にしているほど、実によくできたプログラムだから、ウチで習うのだったらぜひグレードに挑戦してほしい!」と熱弁をふるわれたのだった。

www.kakehashi-foundation.jp

実は英国びいきなのかもしれない

実はよく考えてみると、私はひょっとして「英国びいき」なのかもしれない。イギリスの何が好きかというと、お茶の習慣、イングリッシュガーデン、メアリー・ポピンズ、ダウントンアビー、アガサ・クリスティ・・・結構ある。

そして自分でも「なんだかねえー」と思うのだが、英王室に関するゴシップも、ヘンリー王子メーガン妃の件も含めて、ついついネットニュースで読んでしまう。ということは英王室のブランドに惹かれて音楽検定にまで挑戦することになるのだろうか??そんなにかるーい人間がほかにもいるだろうか??