私のピアノは年寄の冷や水かもしれない
たしか「年寄の冷や水」ということばがあったよなぁ。
あらためて意味を調べてみると、年寄が若い者の真似をして、冷たい水を飲んだら腹をこわすことから、年寄がトシをわきまえず、若い者の真似をすると、ろくなことがないこと、とある。
ひょっとして私のピアノもそうかもしれない。今住んでいる山里では、早朝、夜中にピアノを弾いても誰にも迷惑がかからないので、ついつい弾いてしまう。
うちのピアノはアップライトピアノなので、グランドピアノほどの効果はないが、それでもマンションで電子ピアノとアップライトピアノを交互に弾いていた時代と比べると、どういうタッチで弾けばどういう音がでるのか、少しずつわかってきた気がする。
それが面白く、ついつい練習時間が伸びてきたように思うのが、いかんせん、いつのまにかもう60代後半に突入。
ちょっと油断するとカラダの不調に見舞われる、ということがわかってきた。
ここ2か月ほどの肩・腕の痛みの回復は遅く、整形外科の先生からは「ピアノはほどほどに・・・」と言われて、ようやく目が覚めてきたようだ。
少ない練習時間で効果をあげるには?
もっと少ない練習時間で効果をあげることを考えたほうがいいのではないだろうか?
ダラダラ弾いていたら、うまくなるよりカラダを痛めているだけかもしれない・・・
ここでやっと方向転換である。
練習時間を増やすモチベーションをあげることではなく、練習効果をあげるための時間管理をするべきだ、とハタと思い当たった!
今ごろ? 気ィつくのが遅いわ!
と自分にツッコミをいれながら、やりかたと気分を代えるために、今までエクセルでつけていた練習時間記録を、学習記録アプリであるスタディプラスに代えることにした。
以前スタディプラスをやめた理由
ところで私がスタディプラスを使うのは初めてではない。実は以前にもフランス語学習のために使っていたのだが、だいたい「管理する」というのが性格にあわないため、数か月でやめてしまった。
その他、これがイヤになった理由としては
- スマホでは老眼で見づらい
- 教材の登録(練習の対象設定)を細かくしすぎて、記録が面倒になった
というのもある。
だから今回はPCでリベンジ、教材登録もざっくり、でいこうと思う。
本当を言えば、ジャズも曲目ごとに分けたいのだけれど、興に乗ればついメドレーであれこれ弾いてしまうので、記録できない。だからざっくりと「ジャズ」で。
とするといわゆる「本棚」はすっきりしている。
練習時間をオーバーしないように記録、管理する
さかのぼっての記録もできるということなので、エクセルに残していた数日のデータも入力してみた。うんうん、この一週間の一日練習時間は1時間を超えていない。
この調子でしばらく様子をみて、肩が回復すれば10分単位ぐらいで増やしていこうかな。そして間違ってもショパン様の言う通り、1日3時間は超えないように。
♪ もう若くないのと、自分に言い訳をして・・・