夢でささやくピアノ

ジャズピアノとクラシックピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

生まれて初めて考えた酷暑対策

生まれて初めて暑さに閉口

私はこれまで大の寒さ嫌いで通ってきた。

たぶんこれは人様に比べて平熱が36度以下という低体温症のためと考えてきたが、本当のところはよくわからない。

ところが寒さにきわめて弱く、暑さには比較的無頓着だった私に今年の夏、異変が起こった。

こんな暑さにもう耐えられへん!と生まれて初めて思ったのである。

それに追い打ちをかけるように、きょうのNHKニュースでの、専門家のことばが身に沁みた。

「最近の暑さは、高齢のかたが子どものときの暑さとは比べ物になりませんから、くれぐれも注意してください」

みたいなことだったと思う。

私の子ども時代には「熱中症」ということばはなく、「日射病」ということばが使われてきた。

しかし日射病で命を落としたひとがいるとは聞いたことがない。

だって以前の記事にも書いたように、昭和32年(1957)8月の神戸の最高気温はたった31.1度だったのだから!

kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com

対策1. ヘアードライヤーは使わない

そこで酷暑対策を考えてみたのが、第一番はヘアードライヤーは使わない、ということ。

夏のヘアードライヤーによる髪の乾かしは、地獄のようなものではないか?

私の髪は鎖骨より5cmぐらい長いセミロングだが、この頃はシャンプーしたあと、適当にバスタオルで髪の水気をとり、そのまま放置して自然乾燥させている。

ときどき水気がしたたり落ちて、着ているTシャツを濡らすこともあるが、どうせ家用なので気にしない。

そうこうしていると、約2時間で完全に髪が乾く。

それよりネット情報などでは、自然乾燥にすると髪が痛むと言っているが、これは美容業界と家電業界が結託しているのではないか?

私の母はドライヤーを使ったことがなかった。

ある程度湿り気が残った髪にカーラーを巻いて寝るという、昭和というよりも戦前・戦中派の美容を実践していたからである。

しかし髪は最晩年に至るまでツヤツヤだったなぁ。

対策2. 顔にも首にも髪がかからないヘアースタイル

きのうオリンピックの体操女子段違い平行棒を見ていたら、選手はみなおなじ髪型だった。

つまり前髪をオールバックで後ろにまとめ、お団子にしている。

これだと髪が額にもうなじにもかからず、すっきり涼しそう、いや涼しいのだと思う。

みな同じヘアスタイル!

対策3. 料理にガスコンロを使わない

この頃の私の料理とは、料理とは言えないのかもしれない。

野菜はすべて生野菜。

トマト、レタス、きゅうり、アボカド。

たまになす、とうもろこし、ピーマンを買えば、電子レンジでゆでて、しょうが醤油をかけるとか、梅干しあえにしている。

あと重宝するのはサラダチキンとか、セブンウレブンで売っているさばの塩焼きとか。

とにかく麺をゆでるのも暑いから遠慮したいのだ。

対策4. 着るものはアッパッパーが最涼

着るものはアッパッパーがいちばん涼しいと思うのだが、これは今の人に通じるのだろうか?

おしゃれに言えば、サンドレスというかムームーということになる。

ただし冷房をつけっぱなしにしていると、この簡易ワンピースでは足が冷えてだるくなることもあるので、要注意。

対策5. テンポが速くフォルテが多い曲は弾かない

これは清塚信也さんが、コンサートのトークで言っていた

英雄ポロネーズを弾くと汗びしょびしょになる」

から思い出したもの。

もっとも私は英雄ポロネーズなんか全然弾けない。

だから心配ないのだが・・・

でも私でも♩=160以上の曲を弾いていると、上半身は汗をかいていなくとも、おしりと太もものあいだが汗びっしょりになっていることに気がつく。

だから弾けない、というか弾かない。

しょーもない酷暑対策も大目に見て

よくネットで「効果的な節約術!」という記事があって、読んでみたらもう私なんか何10年前からやっていることだったりする。

つまり、新聞をとらないとか、本は買わないで図書館を利用するとか。

だから私の酷暑対策もふだんから対策しているひとにとっては、

「しょーもない!!」

と思われるだろう。

しかしね。

今年生まれて初めて暑さに閉口しているのだよ。

だから大目にみてやってほしい。