お教室についていろいろ質問される生徒さんあり
昨日のクラシックピアノ門下生ランチ会の話題の続き。
私以外の生徒さんはみな、もう数年前から先生について習っていらっしゃるようだ。
とはいえ先生自身、関西のご出身ではなく、留学生活もとても長かったため、現在の地で教えるようになってからまだ数年、とお見受けする。
そのせいか、他の生徒さんも、お教室やシステムについて質問されているので、私も一生懸命聞いていた。
ある生徒さんの質問。
「大人の生徒さんは何名いらっしゃるのですか?」
先生は、
「よくわからないの。
最近来なくなったなぁ、というひともいるしね。
でも一応は25人くらいかなぁ」
また別の生徒さんが、
「じゃぁ、コンスタントにレッスンに来ている人はどれくらい?」
先生、答えて
「その半分くらいじゃない?」
来るもの拒まず、去る者追わず
え? じゃあ半数は来たり、来なかったりということ?
そしてレッスンには継続的にきていても、発表会に出ない人も数人はいるということになりそう。
でも先生は
「いいの。来るもの拒まず、去る者追わず、でやってるからね」
と笑った。
するとまだ大学をでたばかりという風情の若い生徒さんが、
「それって人生の鉄則ですね!」
と言うので、私は苦笑いしてしまった。
一番年かさの私が言うのならわかるけど、一番若い人に言われてしまうとは・・・
もしもお教室をやめたくなったら
お教室のシステムというか、レッスンのやり方は大人の生徒は1回1時間。
月1回の生徒さんもいるし、私のように隔週という生徒もいる。
どちらも、それぞれレッスンが終わった時点で、
「次のレッスンは何日にしましょうか?」
と先生、生徒双方がスケジュール帳をにらめっこしながら次のレッスンの予約をとるのだ。
ここで、
「あー、本当はもう来たくないなぁ。やめよっかなぁ」
と思えば、
「すみません。最近ちょっと忙しいので、また落ち着いたら連絡させていただきます」
と言ってそのままドロンすることも可能といえば、可能であろう。
それを非常識とか礼儀知らずとか思うかたもいらっしゃるかもしれないが、少なくとも私の先生はあまり気にされていないようである。
そういう場合、もしかして1回ぐらいは先生のほうから、
「最近どうされていますか?」
とラインするかもしれない。
でも積極的に予約をとろうとしない生徒のご機嫌を伺うほど、先生はヒマではないだろう。
なんといってもご自分のコンサートのための練習、それに家事育児で目の廻る忙しさなのだ。
男性の生徒さんは避けたほうがいいのか?
こんなことを書けば、また私がレッスンをやめたくなったと思われるかもしれない。
いや、今度は辞めないぞ。
先生は教え方がすばらしく、人格者でしかも日々精進している演奏家なのだ。
えーと、それからウチからの交通の便はいいし、スタンウェイは弾かせていただいているし・・・
だから心配の種としては、生徒さんの数が増えすぎて、予約がとりにくくなったら困るなぁということぐらいか。
こんなにいい先生なんだから、もっとその存在を知ってほしい、という気もちはあるけれど。
でも幸か不幸か、私の先生も、世の女性ピアノ教師と同じく、男性の生徒は紹介のあるかた以外は受け付けていない。
そして今現在も、男性の生徒さんはいらっしゃらないようである。
これってどうなんだろうか?
私がとやかくいう問題ではないが、やっぱり素性の知れない男性はお断りしたほうが無難なのだろうか?
男性のほうが総合的に体力的には勝るので、ピアノ技術が大きく伸びる率は高いとは思うのだが。
それに生徒が女性だからといって、安心はできないよ。
「ノルウェイの森」でのレイコさんのように美少女にたぶらかされるという例もあるし。
でもこのエピソードは「ノルウェイの森」という小説のなかでどういう意味があるのだろう?
直子や緑の話とはまるで関係がないし・・・
また話がそれてしまった。
私がピアノ教室の生徒の性別に興味をもってもしょうがないのに。