
地声、喉声、裏声とは何か?
このところずっと考えているのは、地声、喉声、裏声とは何か?についてである。
これは前々から気になっていたのだが、疑問に拍車がかかるようになったのは、先月末にジャズボーカル個人レッスンを受けてからだ。
そのときのレッスンでは最初、ジャズスタンダードの「There will never be another you」をBbで歌った。
しかし先生から、「音程を下げてもっと地声で歌ってみましょうか?」と言われたので、Abに下げ、自分ではよくわからないのだが、とにかく図太い声で歌った。
すると先生からは、
「こっちのほうがずっとジャズに向いていますね」
と言われたのだ。
しかし私は自分が発した図太い声が地声なのかどうかもわからない。
とにかくこの図太い声の発声方法でいくと、ソまでが限界である。
ときによってはソでも、喉がつまったように苦しくなってしまう。
ということはこれは地声というより、喉声ではないのか?
ネット情報によると地声はOKだが、喉声は✖になっている。
そして私の場合、ソより高い音になると裏声になるようだ。
この裏声は、かつて大学時代に合唱のサークルに在籍していたときの声の出し方である。
もう、どれがいいのか悪いのか、さっぱりわからなくなってきた。
「想い出のスクリーン」での地声と裏声の切り替え
しかしこの時点では私はまだ、地声とは音域の低い箇所でだすもの、そして裏声とは高い場所でだすものとばかり思い込んでいた。
しかし偶然見つけた、八神純子の「想い出のスクリーン」を例にとった動画で、同一音域でも雰囲気を変えるために、地声と裏声は切り替えるものだということを知ったのである。
しかし八神純子を知っている人は60代以降ばかりと思い込んでいた。
こんなに若いユーチューバーさんでも知っている人なら知ってるんだね。
このかたの説明によると、赤字のところが地声で黒字が裏声だそうだ。
この切り替えはすごくむずかしいので、10年歌ってもうまく歌えないと言っていた。
あかく あかく ああ もえるほのおに
あなたの よこがおが うかんで きえた
それでは本当にそう歌っているか、音源で確かめてみよう!
この、同一音域で地声と裏声を切り替える、というのは私には目からウロコだった。
はぁ~ ポップスの歌い方ってそういうものなのか?
だったらジャズでもそうやないの?
だってスキャットなんか、地声と裏声が自在に切り替わっているように聞こえるし・・・
高音がでなかった「想い出のスクリーン」に再度挑戦
しかし「想い出のスクリーン」とは懐かしい。
流行ったのは1980年だとか。
その頃、八神純子はよくテレビにでていたが、司会の久米宏氏からは、ぽっちゃり体型や服装などでいじられていたなぁ。
今の感覚で考えると炎上しそうな発言だったが、その久米宏氏ももう亡くなってしまった。
「想い出のスクリーン」は八神純子の曲のなかで一番好きな曲だが、その理由は、イントロがかっこいいのと、「すこし素直な私を🎵」のところの「し」から「を」の1オクターブを、八神純子の高音がらくらくと、力強く駆け上がるのに驚嘆したからだ。
かつて私も練習したよ。
オリジナルキーはEmだが、とてもそんなキーで歌えないので、Dmで。
すると「し」から「を」はレからレになる。
20代のときに作った歌詞カードが↓

この高音のレは若い時でもキツかった。
今は「レ」から「レ」なんて、高音の「レ」がかすれてほとんどでない。
だからきょうはCmで歌ってみた。
すると「し」から「を」は「ド」から「ド」になるから、まだなんとかなりそう?
しかし、さきのユーチューバーさんが言っているように、八神純子は本当にうまいなぁと改めて思うのだった。