
「ミッション・インポッシブル」のもとは「スパイ大作戦」
最近のNHK BSでは「トム・クルーズ祭り」とも言えるのか、初期の3作を連続して放送していた。
どうしてなんだろう?と思っていたら、トム・クルーズの来日にあわせたみたいだね。
人気シリーズの「ミッション・インポッシブル」は来月公開される新作でもう8作になるそうだ。
あんな超絶技巧、じゃなかった超絶アクションを30年も続けているトム・クルーズってやっぱりただ者ではない。
「もう次作はダメかも。
コケるかも」
と思うことはないのだろうか。
62歳になってもアクションを続けている体力とその精神力には脱帽するが、いったい私はこれまでの「ミッション・インポッシブル」のうち、何作見たのだろう?
アクション映画というのはみているうちは面白いが、心底ファンでない私は観終わったあとは場面も筋もアタマに残っていないので、どれも一緒という気がする。
しかしほとんど一緒であっても、このテーマソングは変わらず聞くたびに心躍る。
いうまでもない。
かつて「スパイ大作戦」のテーマソングとして使われていた曲である。
この曲の拍子が面白いなぁと思っていたらなんと4分の5拍子だそうだ。
かの「テイク・ファイブ」と同じである。
むずかしいなぁと思っていたが下の譜面を眺めていると、3拍子にそれぞれ2拍子をたしたらええだけやん!と思ったりもするのだが、どうだろう?

「スパイ大作戦」も「燃えよドラゴン」もラロ・シフロン作
ところで私はいままでこのテーマ曲の作者は誰なんだろう?と気にしたことはなかったのだが、きょう初めて作曲者はラロ・シフリン(Lalo Schfriin 1932 - )というアルゼンチン出身の作曲家・ジャズピアニストであることを知った。
これってふつうに知られていることなのかな。
私はいままでまったく知らなかったよ。
このかたはブルース・リーの映画「燃えよドラゴン」の作曲者でもあるのだ。
私が中1か中2のころ、深夜ラジオ放送のリクエストで信じられないくらい連続トップを走っていた、あの「燃えよドラゴン」だとは!
ああ、懐かしい。
今聴いたらあの頃にはよくわからなかった東洋的な雰囲気もよく出していると思う。
ピアニストとしてのラロ・シフリン
このかたはピアノをダニエル・バレンボイムのお父様に習い、クラシックピアノでパリ国立高等音楽学院で学び、のちアメリカに移住してデイジー・ガレスピー楽団のアレンジャー兼ピアニストとして頭角を現したらしい。
映画やテレビのドラマシリーズの作曲を手がけるようになったのは、そののちだそうだ。
そしてたぶん非常に若かりし頃だと思うのだが、「ミッション・インポッシブル」のテーマをピアニストとして弾いている動画も見つけた。
おお!同音連打のテクニックもすばらしい!
自分で作曲した曲だから、リズム打ちになんの問題もないのは当たり前だろうけれど、こういうのができて、しかもショパンのノクターンみたいな曲も弾けるんだろうね、当然?
私にしたら音楽家として必要な素質はすべてお持ちのように見受けられる。
こういうひとにはジャンルの壁なんかないのだ。
さすがぁ~