夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

私のピアノって後退してる?

「やさしい4期の名曲集2」とその音源CD

楽譜と音源CDセットをメルカリでみつけた

先日のクラシックピアノのレッスンで、先生から「やさしい4期の名曲集2」という楽譜を勧められたので、家に帰ってさっそくネットで値段を調べてみた。

出版月日がそんなに新しくない楽譜なので、あるのかなぁ~と思いつつ。

そしたら、あった、あった。

価格は¥2,640とある。

うーん、安くはないなぁと思いつつ、メルカリで検索してみることにした。

そしたらなんと!

その楽譜と、それに付属した音源CDがセットで、¥2,000で売られていたのである!

だいたいヘンだなぁと思うのだが、この楽譜を題名で検索してみたところ、音源CDの情報はまったくなかった。

だからもし私が新品の楽譜をネットで買っていたら、音源CDの存在は知らないままだったかもしれないのだ。

どうしてわかりやすいように、せめて同じページに掲載しないのだろう?

ひょっとして、商品ページをつくったひとは、楽譜を買う学習者たるものは、当然その音源にも興味がある、ということを知らないのかもしれない。

 

 

知らない作曲家も多い「やさしい4期の名曲集2」

で当然、楽譜とCDのセットをメルカリで購入した(CDのケースにヒビがはいっていたが、そんなことは気にならない。PCに取り込んでしまえばもう用はないし)。
即刻、送られてきた楽譜をしみじみと眺めてみたのだが・・・
タイトルに「4期」とあるのは、バロック・古典・ロマン派・近現代と4期にわけた上で、各期にふさわしい名曲が掲載されている。
ただし選曲方法としては、私の先生が言っていた通り、子供向けであり、どれも2-4ページで終わる短いものだ。
そして作曲家たちは私が知らない人も多い。
バッハの子どもたちをはじめとして、キルンベルガー、クレーブス、コレッリホフマイスターとか・・・
要求される技術レベルとしては、初級のおわりから中級のはじめといったところか。

私のピアノって後退してる?

思えば2020年に50年ぶりにクラシックピアノレッスンを再開した時、最初の先生はこう言った。
先生1.「インヴェンションはもう弾けるから、シンフォニアから始めましょう」
そして次の先生。
先生2.「やっぱりインヴェンションからやり直しましょう」
インヴェンションを全曲、ひぃひぃ言いながら終わり、シンフォニアを数曲やったあとの先生3は何を言ったかと言うと・・・
先生3.「シンフォニアはちょっと置いておいて、楽しいフランス組曲をやりましょう」
そして今の先生4。
自分が蒔いた種だからしようがないが、バッハから子供向け曲集に逆戻りかい?
ひょっとして、私のピアノって後退してるんじゃないだろうか?

音源DCの演奏はすばらしい

続けて音源CDに耳を傾けてみると・・・
ピアノ演奏は木幡律子さんだが、学習者を意識してか、楽譜に指示されたテンポで、丁寧かつ美しい演奏である。
何も知らないで聞いていると、こども向け教則本を弾いているようには聞こえない。
ひょっとして、このレベルまで弾けないと、レッスンでは合格できないのか?と心配になってきたが。
でもこれ以上、先生を替える気はないので、とりあえずやってみるしかない。
さぁて、何の曲からはじめようかなぁ。