「恋に落ちたら」(原題:Mad Dog and Glory)はレビューの得点が高い映画ではないらしい。でも、私には好みのツボにはまった、とても楽しい映画だった。わたしなら5点中、4.5点をつけたい。
どんな映画かというと、超手っ取り早く言えば・・・
ロバート・デ・ニーロ演じる臆病な警察官ウェインが、ひょんなことから知り合いになったヤクザの親分の情婦とあろうことか、恋におちてしまい、激怒した親分と最後には殴り合いとなるが・・・といった、いわゆるロマンティック・コメディであるがセリフも秀逸なら、役者もそろっている。
一番気に入ったのが、恋に落ちてしまった警察官ウェインが、犯罪現場の鑑識先で、ルイ・プリマの「ジャスト・ア・ジゴロ」をジュークボックスでかけて、踊りだすシーンである。
おい、おい、そんなに舞い上がっていいんでしょうか? お仕事中ですよね? 殺人現場ですよね?
たしかにスィンギーでノレる曲ではあるけれど・・・歌詞を知らなくても、Nobady とか Lonely のところで一緒に歌える♬
ちなみにこの、「ジャスト・ア・ジゴロ」("Just a Gigolo"/"I ain't got nobady") の作曲者、ルイ・プリマはジャズのスタンダート「シング・シング・シング」の作曲者であることを、この映画がきっかけで初めて知った。
敬意を表して、彼の「シング・シング・シング」も貼っておく。
調べれば、いろいろ教えてくれるウィキペディアやYouTubeさんには感謝している。あ、そしたら寄付をするべき?
でも年金生活者だからそこは大目にみてね。