肩をかばうために荷物をなんとかしたい
40代からはじまった慢性肩こりに、60代からは肩関節周囲炎、いわゆる50肩も加わった私としては、ショルダーバッグをどうもつか、というのが堂々巡り的課題である。
たぶん体が左右対称ではないためだと思うのだが、右肩にバッグをかけると10秒もしないうちにストンと落ちてしまう。
なのでいつも左肩にバッグをかけていたのだが、50肩の症状が左肩に顕著になってからというもの、左肩はお休み状態である。
であれば、リュックにすればいいではないか、と言われそうだが、リュックは背中が凝るのだ。
あーなんか、いい方法ないかなぁ。
みつからないので今はとにかく、荷物を少なくすることに全力を注いでいる。
レッスンのためのお荷物点検
明日は久々のクラシックピアノレッスン。
持ち物は先生にポイントを書いてもらうノート、バーナム2、フランス組曲2番のアルマンドとクーラント、弦楽器との練習会のためのモーツアルト。
なんか多いなぁ。
フランス組曲などはコピーだからペラペラなのだが、バーナムはいちおう、本なのでかさばる。
おまけにやるのはグループ1だけだから、やらないページをもっていくというのも、非効率ではないか?
持っていくのはやるページだけにしようっと。
楽譜をバラバラにするという罪悪感
最初、バーナムもコピーをとるつもりだった。
しかし、両面コピーを失敗したことから、
「そうや、これはホッチキスで綴じているだけやから、簡単にバラバラにできるわ」
と一挙に楽譜自体をバラバラにすることにしたのだ。
あぁ。亡くなったお母さんだったら、目を三角にして怒るやろねぇ。
「神聖で」「大切な」「大事にせなあかん」本や楽譜をバラバラにしてハサミでちょん切るなんて!
バラバラにして穴をあけバインダーへ
綴じてあったホッチキスをはずし、楽譜をバラバラにする。
バインダーは4つ穴。
楽譜を1枚ずつバラバラにしたら、1枚を2ツ折にする。
輪になったところから8cm(穴あけパンチの穴間隔)のところにしるしをつけ、そこを中央として穴をあける。
こうすると穴をあける動作は1ページにつき、1回で済む。
強力な穴あけパンチなら数枚いっしょにいけるかもしれないが、私のは非力なので1枚ずつ。
4ツ穴バインダーに1枚ずつ、入れていく。
ついでにバッハもここに綴じればいいやん、と思いついた。
そしたら楽譜はバインダーだけで済む。
ピアノの楽譜立てにたてかけてみたところ。
楽譜は全部リング形式にしたいが
とりあえず、持ち運びする分だけを全部、バインダーにぶちこめたので満足している。
やっぱり、バインダーというか、リング形式はいいねぇ。
本みたいに最初はよくても、だんだん閉じてしまうというストレスもないし。
できたら楽譜全部をリング形式にしたいくらいである。
しかしこの私でも、ヘンレ版や原典版のような高価な楽譜をバラバラにするのはちょっと及び腰になる。
それにちょっとばかしではあるが、心血を注いで作品を書き上げた作曲家のみなさんに対しても申し訳ないような気もするのだ。
ここは母の影響か、アタマが古いのかもしれないが。