コロナがもたらした唯一のよいこと
4月はじめに罹ったコロナは私に何らよいことをもたらさなかったようだが、よく考えてみると、ひとつだけあったと言えるかもしれない。
それは40代から発症した、慢性的な肩こりから解放されたということだ。
つまり37度を超える熱や、刺すようなのどの痛みから比べると、肩こりはまだかわいいもので、大した苦痛ではないと言える。
それにひたすらベッドに寝ているだけの生活だと、ピアノも弾かないし、パソコンでブログも書かない。
うーん、やっぱりこれが肩こりの原因なのかなぁ。
コロナ前のピアノ練習時間はだいたい2.5時間。
ブログを書く=パソコンで文字をタイプしている時間は前も今も約1時間。
あ、そうか!
これからはピアノは1時間くらいにして、ブログは隔日更新でやってみようかなぁ。
初めてのカイロプラクティック
コロナに罹る前、あんまり肩こりが酷いので、カイロプラクティックに行ってみた。
そこの先生は私に
「右手を上げて、左手を上げて」
などと指示をしたあと、
「こりゃ、固いなぁ」
と言っただけで、マッサージもなく最終的に6000円も請求された。
私は心地よいマッサージを期待していたのに・・・
そして去年、50肩になったことを告げると(私はすでに50を超えて久しいが)、
「きっとそれがまだ治っていないんでしょう」
と言われた。
そして次回からの施術では、30分ほどで6600円かかると言われた。
うーん、効果があるかないかもわからないのに、そんなに払うの?
というわけでそれ以来、そこへは行っていない。
ジャズピアノの師は姿勢にうるさい
ピアノを弾くにしても、パソコン作業をするにしても、私の姿勢は前かがみであるため、これが肩こりの主な原因ではないか、と思うのだ。
もっともそれをレッスンのたびごとに指摘するのは、クラシックピアノの先生ではなく、ジャズピアノの師なのだ。
彼が言うには、見た目はとにかく脇へおいておいて、前かがみ=猫背で弾いていると音が前に飛ばない、という信念からである。
そして、
「もっと背をおこして。
鍵盤なんか見ないでいいから!
胸郭を開くというか、胸を開いて、豊かな胸を!」
といったところで、
「今のセクハラにならへんよね?」
と心配顔で私に聞くので、二人で大笑いになったりする。
自分の弾く姿の写真をみてショック!
私は本当に猫背なのか?
自分ではそれほど意識していなかったのだが、2年前の発表会のときの写真をみて愕然とした。
猫背というよりも、首を前に突き出して弾いているのだ!
あー、格好悪い!
ストレッチと筋トレをやるしかないのか
もし本当に姿勢を改善して、音がでる、見た目の格好がよくなるのなら、なんだってやります、といいたいところだが・・・
それにはストレッチと筋トレが欠かせないらしい。
けれどどちらも私は苦手。
あんな面白くないもの、とてもじゃないがやってられない。
あれをやるくらいなら、毎日ハノンとツェルニーを1時間は練習できそうだ。
でも、夫ちゃんには
「シルバーカーを押しながら、地面だけをみて歩いているお年寄りにはならないでほしい」
とことあるごとに言われているのだ。
私もそうなりたくないから、もう腹をくくってやるしかないか。
まずは一番楽そうなストレッチポールを使った運動から。