夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

ジャズのシンコペーションでも苦労している

クラシックピアノのシンコペーションは「スカート」

きのうの記事でクラシックピアノのシンコペーションは「スカート」をイメージするとうまくいくかもしれない?ということを書いた。

これは私が発見したわけでもなく、先生からのアドヴァイスなのだが、非常に腑に落ち、「あー、そういうことなんや。先生うまいこというなぁ」と感心したわけである。

ということはクラシックピアノでのシンコペーションは今まで何となく弾いていたことが露呈したわけだが、それでジャズピアノシンコペーションはばっちりなのかというと、それも心もとない。

ジャズで「食う」とは?

実は先日のジャズピアノレッスンで、先生から「Db7のとこ、そこ食うとるな」という不名誉なコメントをいただいた。

「食う」とはジャズ用語で、正しくは「アンティシペーション」、つまり前の拍を先取りしてしまうことを指すと思われるが、私の感覚ではプラス、リズムにノリ切れていない=ジャズになっていない、というニュアンスも多分にあるように思われる。

つまり、「なってへん、それ、あかんわ!」というわけである。

ソニー・クラークトリオの「ブルー・マイナー (Blue Minor)」

問題の曲目は、かのソニー・クラークの名盤「ブルー・マイナー」である。

先生からこの曲を提示されたとき、若き日、この曲およびソニー・クラークにどはまりしたことを思い出し感無量であった。

「そうか~ この曲が弾ける日がやっときたんやな~」

当時、よく行ったジャズ喫茶のコーヒーとタバコの匂いが蘇りそうである(嫌煙派なのに当時はどうしてがまんできたのだろう?)

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ダダッⅹ5回をひたすら練習する

問題の箇所は↓の楽譜に示すシンコペーションのところからはじまる。自分流の分析では、焦ってつんのめってしまい、シンコペーションの前の休符が短く、先生曰く「食うてる」状態になっているようだ。

ここでしばらく、先生の「ダダッ ダダッ ダダッ ダダッ ダダッ」にあわせて特訓することになってしまった・・・


 ダダッよりいい掛け声はないものか

「ダダッ」という掛け声(?)に責任があるのではないが、クラシックピアノで「スカート」がいいえて妙なように、ジャズピアノでもおまじないのように、これが言えればスッと弾ける掛け声、単語、言い方はないものか?

クラシックの「スカート」はカーのところに「拡がる」イメージがあって、これが効果を発揮しているように思える。

でもジャズの場合、ふんわり拡がるのはいけない。だから「スカート」の語感より「スカッと」のほうがよっぽど適切なのではないか?

ここで悲しいかな、「スカッと」ともし誰かに言われたら、下の句にようにすぐでてくるのが「さわやかコカ・コーラ」なのだ。

これに同感してくれるかたは、年齢層で言えばやはり60代以降なのか。

懐かしいコカ・コーラのCMを探してみたが、加山雄三さんが素晴らしくカッコいいのに驚いた。今、こんな俳優さんがいたらすぐファンになるだろうに・・・

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