これまでの先生と今の先生の違い
2020年、仕事もやめたことだし、クラシックピアノでももう一回習おうかなぁ、と思い立ってからレッスンをはじめ、たった4年のあいだに3人の先生方にお世話になってしまった。
最初の先生とは引っ越しのために続けられなかったのだが、あとの先生方と続かなかったわけは、音楽と関係のないところで、私の希望とあわなかったためだ。
それはそれとして、その先生方のレッスンの進め具合から、なんとなく1曲にかけるレッスン数は多くて4-5回かなぁと思っていた。
ところがどっこい、今年2月からお世話になっている先生は、そうはいかなそうだ。
きっとこちらがギブアップ宣言をださない限り、先生の納得のいく演奏ができるまで、えんえんと「ではまた次回も~」ということになるのだろう。
この完璧を求める姿勢は、私にはまったくないものである。
いつもなんとなく、「ま、こんなところでええんちゃう」で終わってしまうのだ。
レッスン6回目で白旗後半の情けなさ
バッハフランス組曲2番のアルマンドとクーラントは、きのうの記事にも書いた通り、レッスン6回目で白旗をあげてしまった。
もうこの曲を弾かなくてもいい、という嬉しさと、われながら根性がないなぁ、情けないなぁ、という複雑な心境。
ほんとうは晴れて合格をいただいてから、レンタルスタジオのグランドピアノで記念録画を撮りたかったのだけれど・・・
レンタルスタジオに行ける予定は今月後半しかないし、その頃にはもうこの曲はすっかり忘れているだろう、と思い、ウチのアップライトピアノで録画を撮ることにした。
【演奏動画】バッハフランス組曲2番アルマンド
先生がレッスンごとに書いてくださるノートには、以下の注意点がかかれている。
- 右手の2声の弾きわけに注意。
- フレーズを区別して、物語を語っていくように。
- 左手:3度以上の音程が離れているときは切る。
- 左手:ウォーキングベースの要領で。
- 裏拍が表拍より強くならないように。
- 片手多声部分は両手にわけて練習する。
- タイをあきらめない(あきらめて離鍵しない)
などなど。
あぁ、やっぱり言われたことの60%くらいしかできなかったなぁ。
後悔・・・
【演奏動画】バッハフランス組曲2番クーラント
この曲はどういうわけか、きのうのレッスン時、
「この曲がお好きだということがよくわかります」
と言われた。
え? ということはアルマンドよりましということ?
確かに私は短調で、ミディアムよりちょっと速いぐらいのテンポの曲が好きなのだが?
それでも注意点はばっちりといただいていた。
- フレーズの終わりを感じて慌てない。
- 臨時記号が多いところは転調している可能性大:変わった音程を味わい、噛みしめる。
- 1小節で1拍→前向きな音楽
やっぱりはやばやと白旗をあげないで、もうちょっと辛抱すればよかったのかなぁという気もしないでもない。
これからはもうちょっと粘り強くいこうか。
ウーン、でも私の性格ではちょっと無理かも?