夢でささやくピアノ

ジャズピアノとクラシックピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

神戸三宮・元町界隈ぶらぶら散歩

布引町からパール通りへ

まだゴールデンウイークは終わっていないが、たぶんこの期間の私たちのお出かけは、5/2の元町・三宮ぶらぶら散歩が最初で最後になりそうなので、その記録。

JR三宮駅下車後、まず布引町にあるブリーズ楽器から。

ここは管楽器専門店で、用件は夫ちゃんのフルートの修理見積依頼である。

すごく丁寧な店員さんと夫ちゃんの質疑応答を、私はぽかんとして聞いているだけ。

だって、私はフルートのことなんかさっぱりわからん。

ここからつつじの名所、相楽園をめざして通称パール通り(神戸は昔から真珠の加工産業が有名で今も関連店舗がある)を西へ。

この通りはモスク(回教寺院)のお祈りが聞こえてきたり、個性的な個人商店が点在していてなかなか面白い通りである。

相楽園で旧ハッサム邸内部を見学

徒歩約20分で、都会のオアシス、相楽園へ到着。

ところが・・・お目当てのつつじはもう散っていた!

残っていたのはかろうじてこれだけ・・・

でも収穫はあった。

長年神戸に住んでいても、これまで内部を見学したことがなかった、イギリス人貿易商の屋敷、ハッサムが内部公開されていたのだ。

ハッサム

ダイニングの6人がけテーブル。でかっ!

奥にみえるピアノは邸宅のものではないらしい。

それでもこういう感じでサロンコンサートが行われていたんだなぁと想像できて楽しい。

右横のソファーは昼寝用かな?

ところで相楽園は私のお気に入りの場所である。

65歳以上の兵庫県民は身分証明を見せれば、無料のせいばかりじゃないよ。

ずっと昔の小学生の頃、母がやたらウキウキした調子で、

「相楽園へつつじを見に行こう!」と家族を引き連れていったのを、なぜかよく覚えているからだ。

市民の木に指定されている↓の木は樹齢500年とか。

当然私たち家族のこと、知っているんだよね。

「市民の木」に指定されている想定樹齢500年のくすのき

昼食は牛肉ラーメン

昼食は元町商店街の「中華蘭州牛肉拉麺」で。

私が注文したのは、きしめん状の平麺だが、麺はたしかに手打ちのせいかコシがあっておいしかった。

しかし、スープはねぇ。

パクチーが効いているせいか、牛肉のフォーに似ている。

食後は元町から三宮方向へ戻る形に。

カルディでアイスクリームを買って食べ歩きをしたのはいいが、残った紙カップを捨てるところを探して、中華街の南京町をうろうろする。

大変な人混みで、みな何かを食べているが、周辺にまったくゴミ箱がない!

みんなどうしているんだろう?

買ったところに頼んで捨ててもらっているのか?

結局私たちは、ゴミを家まで持ち帰ることになったのだが・・・

私たちが欲しいものはデパートにはない

このあと、まな板を探して大丸ニトリ阪急をはしご。

私たちはもう長いこと、新しいまな板を探しているのだ。

キッチン用品については私よりずっと夫ちゃんのほうがこだわりがあり、まな板なるものは当然木製で、大きく分厚く、ホンモノの木でつくられた一枚板でないといけないと言う。

「関西には東京のかっぱ横丁みたいなところがないねぇ。

まな板はどこに売っているの?」

という彼に、

「うーん、とりあえずデパートに行けばあるんじゃない?」

と言った私は本当に昭和の人間だった。

もう長いことデパートで買い物をしていないが、まな板のような生活用品については大丸も阪急もあてにならず、商品の豊富さにおいて、ニトリの圧勝だった(結局、また買わなかったのだが)。

ところで、昔は何でもあるから百貨店と言ったのではなかったのか?

ところが今は欲しいものはデパートにはない、ということがよくわかった。

 

以上、歩いた距離はたいしたことないのだが、あっちこっちをウロウロしたせいか、万歩計は14,000歩。

久しぶりによく歩いて疲れたよ。