
(右)三島由紀夫(1925-1970)
男らしい三島由紀夫と女らしい八千草薫
きのう、三島由紀夫が出演していた映画「黒蜥蜴」についての記事を書いたら、三島由紀夫とはどういう考えのひとだったのか、改めてに知りたくなった。
だったら彼が書いた小説を読めばいいじゃないか、と言われるかもしれない。
すみません。
読んだのは「金閣寺」だけで、それも好みじゃなかった。
よってほかの作品にも食指が動かない。
そういえば・・・
昔、放映されたNHKのテレビ番組で視聴者によるアンケートで、一番男らしい男性に選ばれた三島由紀夫が出演していたことがあった。
たいして一番女らしい女性に選ばれたのは八千草薫だった。
そしてこのふたりは対談したのだったが、いったい何を話していたのか。
残念ながら覚えていない。
私は小学生だったのか、中学生だったのか?
どちらにしても対談の内容はよく理解できていなかっただろう。
覚えているのは、当時、男らしい男性、女らしい女性というのは一番の誉め言葉であった、という印象のみである。
令和の時代ではどうなんだろう?
そもそも男らしいとか、女らしいとかあまり聞かない気がするが。
AIに昔のNHKの番組名を問い合わせてみたが
三島由紀夫と八千草薫が対談で何を話していたかを知るには、まずNHKの番組名を調べるのが先決だろう。
そこで私はAIに、
視聴者からのアンケートで「男らしいひと」No.1になった三島由紀夫と「女らしいひと」No.1になった八千草薫が対談したNHKの番組名を探しています。
と質問した。
AIからの返事は、
「男らしいひと」1位の三島由紀夫と「女らしいひと」1位の八千草薫が対談したNHKの番組は、1959年(昭和34年)1月1日に元日特別番組として放送された『対談「男らしさと女らしさ」』、あるいはその前後の新春特番枠です。この対談が実現した背景と番組の詳細は以下の通りです。
とある。
たしかにそうなんだろう。
そういう番組があったのだろう。
しかし1959年なら私はまだ3歳である。
テレビをみて、あれが三島由紀夫、八千草薫、と認識できる年齢ではない。
だから私がみた番組はこれではない、と断言できる。
がっかりだ。
AIってほんどうに信用できるのだろうか?
試しに、
1968年の映画「黒蜥蜴」に使用されているバッハの曲はなんですか?
と訊いてみた。
するとAIからは、
インベンション4番とシンフォニア2番です
➡夢でささやくピアノ
と返ってきた。
え、それ、私が書いてるブログなんだけど??
大丈夫か、AI?
ねむいゆめこを信用してよいのか?
しかしAIが能力を発揮できないのは、質問が古すぎてデータがない、または多くの人が興味をもたない分野に関係することゆえ、データがない、ということであろう。
今さら三島由紀夫と八千草薫に興味を持つ人間なんて、この日本にどれぐらいいるのだろう?
八千草薫の「女らしい」(?)話し方
三島由紀夫はさておき。
どうも私はこのひとが好きになれないから、もういい。
では八千草薫。
このかたの内面はひょっとして男まさりだったのかもしれない。
でないと浮き沈みの激しい芸能界で長年生きていけなさそうだから。
しかもタカラジェンヌ育ちである。
たぶん根性の人にちがいないだろう。
しかし外見はたおやかで、おっとりしていて、上品だった。
タカラジェンヌ時代に足を挙げてラインダンスを踊っていたなんて信じられないぐらいだ。
そして話し方がすごく美しかった。
このかたは大阪出身だから、大阪弁のネイティヴということになろうが、このひとぐらいきれいに大阪弁(関西弁)を話す人を知らない。
昔、NHKのドラマで「けったいな人びと」というのがあった。
これはNHKアーカイヴに記事と、ドラマのごく一部の動画がある。
このなかで八千草薫が演じるいとさんは、
「おもてますねん」
「どうだっしゃろ」
「おまへんやろか」
「あ、かんにん」
とか発声しているが、音がきわめて柔らかく、まったく耳障りではない。
これを上品というのか、それとも女らしいというのか・・・
それにしても「女らしい」について八千草薫がどう言っていたのか、やっぱり知りたい。