夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

「老け手」対策を考える

 

「老け手」を気づかせてくれたYouTube

ピアノ演奏動画をYouTubeに投稿するようになって、危機感を抱くようになったのは演奏の中身ではなく、一にも二にも「老け手」である。

これまで、自分の「老け手」については自覚はあった。手の甲にやたら静脈が浮いて、ぼこぼこなのだ。

通勤時、つり革をもつ白魚のような、若い女性の手を見るたびに、「きれいやなぁ、まだ20代くらいなのかしらん」と思い、まちがってもその隣のつり革を持たないようにしていた。が、根がちゃらんぽらんなのであろう。そんなことはすぐ忘れていた。

ところが、今回、YouTubeに写った自分のぼこぼこの老け手をみて、驚愕すると同時に、「こんなのをひとさまにお見せしたらあかんわー」と思い至ったのである。これではまるで85歳の手である。

私はまだ(?)65歳なのだ!

動画の撮り方にも問題がある

老け手を認識していたのなら、手が写らないように撮影することもできたはずである。私のやり方はただ、単純にIphoneを鍵盤の左側においているだけだ。

顔が写らないように、気をつけているつもりだが、老け手が写る危険性についてはまったく想定外だった。幸か不幸か、みてくださった人は非常に少ないのだが、不快な思いをさせてしまったらゴメンナサイ、である。

老け手はいつはじまったか

もちろん、若いころから老け手だったわけではない。

昔は母と叔母に揃って「ゆめちゃんの手はなんにもせん手やなぁ~~」と嘲笑されていたのだ。

荒れた手は主婦の勲章、みたいな価値観をもった昭和一桁生まれの世代には、私の手は怠け者を象徴していた。でも、あれから約半世紀、私はこれといった労働もしていないのに、荒れ手を通り越して老け手になってしまったのである。

対策はこれだ!

問題がおきれば人に聞くのではなく、ネットか本に聞くのが私の流儀だ。それで、こんな本をみつけたのでさっそく、図書館の貸し出し予約をいれた(買わずに借りる、というのもポイントだ)。

www.php.co.jp

著者によると、手の血管のふくらみを気にするピアニストから懇願されてレーザー治療をおこなったそうだ。治療後に手や指に違和感がでるかもしれない、なのにである。ふーーん、気にしてる人は他にもいるんだ。結果は大成功だったものの、もし、それでピアノが弾けなくなったら、どうするつもりだったんだろう、といらぬ心配をしてしまったが。

この本には血管が浮き出た手の家庭でできる予防法も書いてあるそうなので、今から楽しみにしている。早く順番がこないかなぁ。

とりあえず、Iphoneを鍵盤横に置いての撮影はもうあかんわ。