夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、66歳ゆめこの迷走記録

のろのろのパスピエになりそうだ

 

左手が非常にむずかしいパスピエ

多分、年明けになりそうな発表会の曲目として選んだはずのドビュッシー ベルガマスク組曲第4曲 パスピエ。なんでこんな難しい曲を選んだのか。自分でもあほちゃうか、と思う。この曲は本当にむずかしい。

ピティナのコラム、「ドビュッシー追求」でピアニストの金子氏も次のように書いておられる。

まず、この作品で最も困難な部分は左手です。(中略)しかし、あくまでも軽く、すべての8分音符がスタッカートになっているので、ペダルはほとんど使えません。

ありゃ、ペダル使えないんだっけ? じゃぁ ますますごまかしがきかないではないか。

 

パスピエとは17世紀、ブルターニュ発の古典舞踊

パスピエとは17世紀のフランス、ブルターニュ地方から大流行したと言われる古典舞踊らしい。

とすると、↓のような感じ?無料絵画のサイトからボール・ゴーギャンの「ブルターニュの踊る少女たち」の画像をお借りした。

 

実際のダンスは↓のようなものかしらん。ちなみにパスピエの語源は passer (通る、通過する)+ pied (足、足どり)だから、やはりこのダンスのおさえどころはステップなのではないだろうか。

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左手の千本ノック

左手のスタカート部分だが、まず4分音符=100 から始めた。

冒頭、#ファ#ドラ#ド #ソ#ドラ#ド ラ#ファ#ド#ファ シ#ファレ#ファの8分音符が2回繰り返されるが、そのあとはほとんど規則性がない。

なおかつ、13度の音程の差がばんばんあるから、音をはずしまくる。2週間ほど、4分音符=100~110で練習しているうちに、左肩が凝ってきた。いかに左手のために余計な力がはいっているか、というのがわかる。

 

ピアニストの速度はどれくらいか

そこで気になってきたのが、みなさんどれくらいの速度で弾いていらっしゃるか、ということだ。

YouTube画像による個人的調査の結果、アマチュアの人でだいたい、140-150、たいがいのプロで160。

そしてなんと2015年にショパンコンクールで優勝したチョ・ソンジン氏は190で弾いていた!

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別に速ければいいというものでない、ということはわかっている。

しかし、軽快であればあるほどこの曲の不思議さ、ミステリアスな部分が浮き彫りになるようで、どうしても速度をあげたくなるのだ。

現在の私の速度は130が精いっぱい。このままだとのろのろのパスピエになりそうだ。

しかし、この曲はいかにも夢の中をさまよっているようで、いい曲だなあ。