夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

「失われた小銭への怒り」を弾いてみたい

 

最近の練習メニュー

まったくご参考にならないとは思うが、最近の私のピアノ練習メニューをここでご紹介。

クラシック編

ここまでで1時間。お茶休憩のあと、

  • 30分   ジャズ レッスン課題曲
  • 30分   ジャズ イントロ エンディング 移調などいろいろ

これで計2時間となり、夕食後、ここまでで時間切れになったものを約30分練習する。

どういう曲を弾きたいか

バッハはコンクールのためだし、パスピエは発表会のためだから、できるだけ弾きこまないとだめなのはわかっているが、どうしても飽きてくる。性分なのだ、これは。

そして、何を弾きたいか、というと、クラシックについては、むずかしすぎないもの、軽快なもの、面白いもの、ということになる。

あまり選びたくない曲は、というと、

  1. むずかしすぎるもの
  2. 大げさなもの(やたら音数が多いとか、悲壮感が漂うもの)
  3. メロディーが心惹かれないもの

となり、なかなか、むずかしいのだが、ひとつだけ技量は抜きにして、私にとって、「軽快で面白いもの、といえばこれでしょう!」というのがあるが、それは、ベートーヴェンの「ロンド・ア・カプリッチョ」別名「失われた小銭への怒り」である。

YouTubeで見つかる演奏動画では、キーシンのが有名か、と思うのでご紹介する。

キーシンの「ロンド・ア・カプリッチョ

私が言うのもなんだが、ちょっとキーシンさん、頑張りすぎではないか? もっと肩の力を抜いて、かるーく弾いてもいいのか、と思うが・・・あ、そうか。小銭を失くして怒っているんだものね。だったら、これでいいのかな?

www.youtube.com

 

イングリッド・マルソナーの「ロンド・ア・カプリッチョ

キーシンのを見ていると、とてもじゃないが、この曲は弾けない、と思われる。ところが偶然、イングリッド・マルソナー(Ingrid Marsonar) というかたの動画を見つけた。

そして、このかたの演奏を見ていると、何年か猛練習すると弾けるようになるかもしれない、という淡い希望が湧いてきた。楽しそうに弾いていらっしゃるせいかもしれない。でもやっぱり、楽観的すぎる?

この16分音符のオンパレードを転ばずに、そして左手の跳躍、アルペジオもこなすにはかなりの技量を必要とするだろうに?それにこのかたでも6分以上かかるのだ。私が弾いたら10分かかるかもしれない。ということは、発表会で披露する可能性はまったくなさそうだ。というわけで、ただいま思案中なのだ。

 

www.youtube.com