4月中旬からのクラシックピアノレッスン
うわぁ!明日から4月だ!1日はエイプリルフールだ!
無職の年金生活者にとって4月だからといって目新しいことは何もないが、中旬からはクラシックピアノの新しい先生のレッスンが待っている。
すごく楽しみにしてはいるが、やはりいろいろと勝手が違うこともあるだろう。例えばレッスンの曲選び。これまでは生徒の私のほうがあーだ、こーだと考えあぐねて、自分で勝手に練習したものをレッスンに持って行った。それはそれで利点もあり、でも自分のレベルではどういう曲がいいのかよくわからないから、先生が決めてくれてもいいのになぁ、と思ったことも再三ある。
初回はショパンプレリュード4番から
先日の体験レッスンでは、私は見てもらう曲としてショパンのプレリュード17番を持って行った。この曲では左手の和音について懇切丁寧なご指導を受け、それはそれでよかったのだが、左手指が鍵盤からほとんど離れないで打鍵する方法を習得するため、技術的にはもっとやさしいプレリュードの4番から始めましょう、と提案されたのである。
先生は「易しすぎるからおイヤかしら?」と私に聞いてくださった。まさか~ 易しすぎるなんてことはないし、仮にそうであっても「そうです」と言えるほど私の神経は太くない。「とんでもありません!では4番を練習してきます!」と言ったのだが・・・
ショパンにはここ数年食傷気味
実をいうと私はここ数年、ショパンに食傷気味なのだ。30-40代ごろまでは大好きだったんだけどね。こういう好みも年齢によって変わってくるものだと思う。
今ショパンを聴くと、目の前で女の人に泣かれて憮然としている男性みたいな気持ちになる。なんかそんなに感情を表に出されてもねぇ~困ったなぁ~どないしたらええねん、という感じ。そういうのよりも哀しみ、悲しみはすべてオブラートに包んで昇華したようなモーツァルトが好ましい。
しかしこういうようなことは知り合って間もない先生には言えない。
バッハ シンフォニアの終了と未着手、着手中
それに忘れているとまではいかないが、私は4月下旬のピティナステップに申し込んでおり、去年の12月に発表会で弾いたドビュッシーの「パスピエ」を弾くことになっている。
実のところ、ピティナステップ熱は申し込んだころに比べるとかなり醒め、まあまあ弾けたらいいかぁ、ぐらいの気持ちでいる。だからレッスンでとりあげてもらう気はさらさらなかったのだが、先生は「やりましょう!」と気合がはいっているのだ。
せっかくそう言ってくださるのに、「いやもう、あれはどうでもよくて・・・」とは言いにくい。
4月初回のレッスンはプレリュード4番とパスピエで終わりそうである。するとバッハのシンフォニアはいつみてもらえるのだろうか?しばらくお休みということになってしまうのだろうか?
ここでシンフォニアは何番までレッスンで終わったかというと・・・
- 終 了:1・2・3・5・6・8・11・13・15
- 着手中:4
- 未着手:7・9・10・12・14
このうちで一番好きなのは11番。あまりに美しいメロディーなので、レッスンに関係なくこれからも弾いていきたい。
5番もよかったなあ。当時の先生に「ロックのバラードみたいですね」と言ってビックリされたけど。
楽しいのは1番と3番。あまり好きになれなかったのが13番。
でも総じてどの曲も素晴らしい。珠玉の名編といったところか。プレリュードはどうでもいいからシンフォニアをやりたいなぁ。
【自撮動画】シンフォニア4番
シンフォニア4番が今の先生で合格するかどうかは不透明だが、いちおうの区切りとして録画してみた。自分で聞いてみて、「つまらん演奏やなぁ」と思う。悲しいニ短調で魅力ある演奏はどうやったらできるのか・・・まだまだ道は遠そうだ。