なぜか先生のレッスンが急に厳しくなった
前回のクラシックピアノのレッスンはさんざんだった、とブログの記事にも書いた。さんざんよりさらに悪い場合はどういう形容詞、副詞が適切なのだろうか?めちゃめちゃ?ぼろぼろ?子どものときのように、練習をしていかなかったからではない。それなりにしていったのだが、なぜか先生のレッスンが急に厳しくなったのである。それもバッハ:シンフォニア3番で。厳しく、というか細かくなったので、最初の8小節しか進まなかった。よってショパンは全然見てもらう時間がなくなってしまった。こっちも結構練習したのになぁ~
シンフォニア3番の最初の3小節
まず、最初の3小節でこれこれのことができていない➡先生「ソルフェージュの問題かもしれませんね」➡私「ソルフェージュって何ですか?(そりゃ名前ぐらい知ってるけどサ)➡先生「楽譜に書かれている音を正確に理解し、その通りに弾けているかを聞くことができることです」➡私の心の声(要するにわたしの耳がワルいってことだよね!)
先生がおっしゃったこれこれの問題とは以下の通りである。これらをやり直しさせられただけで10数分もかかってしまった。
- 4分音符の長さが中途半端、充分に伸ばして!
- 8分音符はぜんぶ正確に切って!
- 16分音符のところは平板にならず、たたみかけるように!
レガートになるようにやり直しの連続
やっと最初の3小節が終わったと思ったら難関が7-8小節目。4から5の指替えがスムーズでないためレガートが不十分とのことで、こちらも「指を丸めて!」とゲキが飛んだ。「は、はい(汗)」とやっているうちに、「ピンポーン」と玄関のチャイムが。はや、次の生徒さんが来られたのだ。私の集中心がまたここで途切れる。いつものことなんだが、いつまでたっても慣れない。
それにしても前までは、こんなに細かいことまで言われなかったのにどうしたのだろう? 先生は今年から指導方針を変えられたのだろうか?熱心でよいことはよいのだが、これでは1曲終わるのに半年かかってしまう(泣)
楽譜の代わりにページオープナーを買う
このあと、いつもの楽器店に寄ってみた。じつはジャズピアニストの小曽根真さんが、クラシックピアノを12歳から本格的に始めたとき、「モシュコフスキー20の練習曲」を新しい先生から勧められ、やっとピアノが好きになった、という話を聞き、にわかに私もこれをやりたくなったのだ。ところが、楽器店には「20の練習曲」よりも難しい「15の練習曲」しか置いてなかった。
「15とちゃうねん! 私は20が欲しいねん!」とダダをこねたい気分だったが、ついていない日はとことんついていないのかもしれない。ウサ晴らしにその辺にあった、「ページオープナー」というのを¥572で買った(ちょっと高いかも?)
普通の楽譜はコピーしてから使うので、クリップ等は必要としないのだが、唯一、ジャズのコードブックが分厚く、コピーをするのも面倒だったので、楽譜を開いたままにできる小道具が欲しかったのだ。こんなのは調べたら100円ショップにもあるかもしれない。しかし買ったものはしっかり留めてくれるようなので、満足することにした。
それにしてもああ、モシュコフスキー20の練習曲!やっぱりネットで買うしかないのか? 一応中身を確認してから買いたいのだけれど・・・

