夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

【自撮動画】絶景を楽しんだあと新神戸駅でストピと格闘した

カフェ「teq-teq(テクテク)」より東神戸を一望する

懐かしい甲南病院じゃなかった甲南医療センター

首都圏に住む姉が神戸にやってくるというので、新しくなった甲南医療センター(旧:甲南病院)前にある、うわさのカフェ「teq-teq(テクテク)」へ、ランチプレートを予約の上、賞味した。

尚、甲南医療センターとは前身の甲南病院から数えると80年の歴史を誇る、老舗の病院である(病院に老舗はヘンだね)。ともかく私の両親がかつてお世話になり、甥や姪も生まれた病院なので、私たちにとっては思い入れがある場所なのだ。

その病院前に、手作り感満載のおいしいランチが食べられ、神戸の街の絶景が楽しめるカフェがあるとあっては、一度は行ってみよう、というものだ。

神戸を見渡す絶景でランチプレート

尚、小さなお店で人気のランチプレートはすぐに売り切れになると聞いたので、1週間前から、「眺めのよい席を」というリクエストで予約していた。

ランチプレート¥1,320は確かに美味しかった。サラダ、サンドウィッチ、スープ、デザート等が品よくワンプレートに盛られていて、これだけでけっこうお腹いっぱい。そして眼下に拡がるのが、御影・岡本から大阪湾まで望める神戸港。たしかに絶景だね。

「teq-teq(テクテク)」のランチプレート

 

甲南医療センターから阪急御影への細い道

急こう配の坂をおそるおそる下る

来たときは阪急御影駅から19系統のバスを利用したが、帰りはその昔、よく歩いた道を阪急御影駅まで歩くことにした。私も姉も舗装されていないこの急こう配の道を、電車に間に合うように、なかば走り歩きしたものだ。ところが今は!走るなんてとんでもない!転ばないようにそろそろと、腰を落として、落ち葉に足をとられないように気を付けてあるくのが精いっぱい。

しかし地元住民は慣れていらっしゃるのだろう、私たちをすたすたと追い抜いていく。約10分後にようやく駅近に深田池が見えたときはホッとした。この深田池では中学生の頃、ボート遊びをしたことがある。そして池の端には由緒ありそうな料亭もあった。でも今はそういうことを覚えているひとさえ少ないだろう。

阪急御影駅北の深田池

【自撮動画】新神戸駅でストピと格闘する

このあと、阪急六甲を廻って新神戸駅まで姉を送っていったのだが、ふだんの新神戸駅とは信じられないくらいひとが多かった。日本人もそうだが、みな胸にバッジをつけた欧米系の観光客らしい団体さんもいた。神戸観光ってどこへ行くのだろう?

このあと、駅においてあるストリートピアノに挑戦したのだが、ちょっと勝手が違っていた。最初、音を鳴らしたとき、消音装置がついているのかと思うほど音が鳴らないのだ。少なくとも私の感覚では。

ピアノには「MIKI」と記されていた。「MIKI」なんて聞いたこともなかったので、あとで調べてみると、かつてヤマハが製造し、三木楽器が販売していたとある。ふーん。

私が「鳴らない」と感じたのは、あくまで個人的な感想なのでご承知願いたい。ひょっとして周囲があまりにざわついていたのと、駅の空間がピアノに比して広すぎるのかもしれない。

最初「ムーン・リヴァー」をミディアムスローで弾いた時は、自分の音もよく聞き取れないなぁと思った。それでスローっぽい曲を弾くのをやめて、マイフェアレディのなかから、「踊り明かそう」をアップテンポで、装飾音とグリッサンドをいっぱいつけて弾いてしまった。ちょっと荒っぽすぎる演奏になってしまったかもしれない。たぶん、私はまだ、ストリートピアノに慣れていないのだろう。とりあえず「新神戸駅で弾きました」記念のアップである。

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