1か月半ぶりのジャズピアノレッスン
足首を捻挫して以来、初めてレッスンに行ったのはジャズピアノだった。
なんと前回行ったのが、5月の中旬だったから、約1か月半ぶりのレッスンということになる。
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ちなみに、先生のレッスンは直接ではなく、某カルチャーセンターのジャズピアノ教室ということでレッスンを受けているので、まったくレッスンに行かなかった6月分の月謝は半額を在籍料(?)としてカルチャーセンターに収めねばならなかった。
まあこれは普通かな?
もし先生直接だったら受けていないレッスン料は払わなくてもいい気がするが、よくわからない。
とにかく久しぶりのレッスンで先生にお会いするのが嬉しい反面、本当に先生のベースギターにあわせてピアノが弾けるのか多少不安でもあった。
だってふだんひとりで弾くクセがついているからねぇ。
まさかの先生の誉め言葉
先生の笑顔に迎えれられ、ひとしきり世間話に花が咲いてから弾いたのが、まずワルツの「Emily」。
この曲も長いことやっているなぁ。そのわりには毎日は弾いていないけど。
テーマ➡アドリブ2コーラス➡ベースソロ1コーラス➡8バース1コーラス➡テーマ
で終わってから先生の批評を待つこと1-2秒。そしたら
「音がキレイになったねぇ。ピアノがカラカラゆうてるわ」
というまさかのお褒めの言葉!
私のまわりのグランドピアノ品定め
ちなみに「カラカラ」というのは先生独自の表現でフツーの人はたいてい「キラキラ」と表現すると思う。
だいたいこのレッスン室のグランドピアノ:ヤマハC7はものすごく響くのだ。
何気なく鍵盤に指をおろしただけでもキーンと響いてビックリし、「あ、ちょっと力が入りすぎたかな」と思いセーブしたりする。
この響き方、キライではないのだが、とにかくビックリするので、いったい何が原因なのだろう、と不思議に思う。
私の耳は特に鋭敏とは言えないのだが、ピアノ本体の問題だけでなく、部屋の広さとか防音仕様とか、他の要因が関係するのではないか?
そういえば、以前クラシックピアノを習っていたところの先生宅のグランドピアノはヤマハだったが(何型かわからない)、本当に悲しくなるぐらい鳴らなかった。
一生懸命鍵盤を叩いても音がでていない、という感じだったが、部屋がワンルームで狭かったせいか、それとも防音がウリのマンションだったから特殊な吸音材が使われていたのかわからなかったが、とにかく全然弾いていて楽しくなかった。
そしてもうひとつ。
アンサンブル練習会で使っているスタジオのグランドピアノ:カワイGE20。
これも鳴っている感覚がなくて、いまいち好きになれないのだが、たぶんベースやドラムの音が大きいからかもしれない。
こう列挙してみると、私もなんだかんだ言ってシロウトのくせに注文が多いね。
グランドピアノが弾ける機会があるだけ、ありがたいと思わねばならないのに。
私にも「脱力」がわかってきたのか?
ともかく「音がキレイになった」と言われたのは生まれて初めてで、お世辞が何パーセントとしても感無量だ。
考えてみれば、子どもの頃からピアノとは、いかに間違わずに譜面に書かれている音を指で押さえられるか、というゲームみたいなもので、キレイな音を出すように心がけるようになったのは、クラシックピアノのレッスンを再開した3年前ぐらいからなのだ。
いやぁー 後悔しても遅すぎるけれどやっぱり反省はするわぁ。
ところでこの2,3か月で私のピアノのどこが変わったのか?
手前みそかもしれないが、最近やっと指、手首、腕、肩、背中の余分な力を抜くことがわかってきた気がするのだ。
世間ではこれを「脱力」というのかもしれないが。
以前は本当に一生懸命弾いていたのだ(もちろん今でも気持ちは一生懸命弾いているが)。
今のこの「脱力」した感覚、夢ではなくずっと続いてくれればいいのだけれど・・・