捻挫の後の腫れがひかない
左足首を捻挫してから約1か月超たった。
痛みはないのだが、腫れがひかないのが気になっている。
先日、救急車で運ばれて以来、診てもらっている整形外科のイケメン医師にも訴えたのだが、「日にち薬でそのうちに治ります」とのことだった。
ホンマかなぁ~ このままふくらはぎから足首まで同じ太さの足になったらどうしてくれよう?
そこで思い出すのは、昔フランスに留学していたときに、頻繁に見かけた老婦人たちの足である。そのかたたちは、みなふくらはぎから足首までほぼ同じ太さで、ずどんとしていて、ローヒールの靴をはいていらっしゃった。
その当時は日本でそういう足の人を見かけたことがなかったので、「なんでやろ?」といたく不思議だった。私たち日本人の留学生はみな、「象の足」と呼んでいたっけ、失礼ながら。
今でもそういうご婦人はいらっしゃるのだろうか?
「象の足」はフランスの水道水が原因?
この「象の足」現象が、フランスの、特に白人の年配婦人に見られることについては、フランス人の夫も同意見だった。
しかし原因については意見が分かれた。
私やその他日本人の留学生は、フランスの水道水はカルシウム分を多く含むから、ふだん水道水を常用しているとこういう足になるのだ、と思っていた。
だからできるだけ水道水を飲みたくない・・・と思いながらも懐事情が厳しい学生の身分では、ミネラルウォーターを常用するのは贅沢ともいえる。
ところがどうやらこれは憶測かもしれず、根拠が乏しいらしい。
だって、水道水が原因だとしたら、男性も高齢になればそういう足になるはすではないか?しかし象足のおじいさんは見たことがない。
象皮病とは違うと思う
一方、夫が言うには原因は「細菌」。
確かに「象皮病」という病気は存在していて、wikiによるとリンパ管・リンパ節寄生性のフィラリア類が寄生することによるフィラリア症による、後遺症の1つ、とのこと。
しかし写真をみると「象皮病」に罹患したかたの足は上から下まで、全体が膨れ上がっているので、私の思っている症状と同じでない。
そして面白いといってはなんだが、wikiによると江戸時代の日本では、象皮病が蔓延していたそうだ!
尚、考えてみると、夫だって何年もフランスに帰っていない。
だから現在もあのような足の年配婦人がいるかどうか、はなはだ疑問が残るのだ。
かりに原因が当時の水道水だったとしても、いまやすっかり改善されているかもしれない。
そして昨今では、スカート姿よりパンツ姿が圧倒的に主流だし、象の足であろうが、なんだろうが、それほど目立たないよ、気にするなって?
背中が曲がった高齢婦人は日本だけ?
また、しきりに夫が強調することに、私がムキになって反論していることがある。
それは日本人の高齢の婦人に、地面しか見えないほど背中が曲がっているかたが多い、ということだ。
「フランスではありえない、絶対に見たことない!
日本にきて初めてみた!」
と夫は言い張るのだ。
悔しいが、高齢化が顕著なわが町兵庫県芦屋市では、立派な身なりをした高齢のご婦人が、カートを押しつつ、地面をなめるようにゆっくり進まれるのをよく見かける。
ああ、立派な身なりを除けば、明日は我が身か!!
原因はなんだろう?
骨粗鬆症?
カルシウム不足?
それにしても日本でもフランスでも、なんでおじいさんたちは、象の足にもならず、背筋も曲がらないのか?
不公平ではないか!? と言いたいが誰に文句をいっていいのかわからない・・・