「体を張るフルーツ研究家」って誰?
私が「体を張るフルーツ研究家」、中野瑞樹さんを知ったのはYouTubeの動画によってである。
しかし、このかたが最初に名を知られるようになったのは、人気テレビ番組の「マツコの知らない世界」(残念ながら私は見ていない)に出演したのがきっかけらしいから、私が想像するよりずっとその名と、その研究成果は世に知られているのかもしれない。
しかしまあ、せっかくなので、ざっくりご紹介させていただくと、中野さんは2009年からフルーツだけを食べる生活を送ることによって、自分のカラダがどういうふうに変化していくか、いわば自分で自分の人体実験をしておられるご奇特なかたでいらっしゃる。
フルーツだけ、と簡単にいうが、お茶も水も摂らないという徹底ぶりで、それがもう5000日、単純に365で割ると、13.698...とでるから14年近くも続けていらっしゃるということだろう。
だいたい、フルーツについては都市伝説的なものが多くないか?
やれ太るだの、糖尿病になるだの、野菜の代わりにならない、とか言われているが、これまでの通説にはどうやらはっきりとした根拠がなさそうなのだ。
それを中野さんが文字どおり、体を張って正か誤か、証明しようとしているのである。
中野さんに関する興味深い動画
中野さんに関する動画はいろいろあるけれど、私には下のが一番興味深かったので貼っておく。
なぜ面白かったかと言うと、14年近くフルーツしか食べていないのに、健康状態にまったく問題がないというのがオドロキ。
そしてもっと具体的なこと、例えば以前に比べて
- 肌がすべすべなった
- すね毛がなくなった
- 低体温や冷え性が改善した
- オナラも臭くなくなった
以上、自分に関係がありそうなことについて興味津々だからである。
中野さんの著作「フルーツおいしい手帳」
その中野さんがこの7月に著書を出版された、というので図書館で検索したが見当たらず、ネット書店で購入することになった。
その感想だが、意外に、といっては失礼だが、これはフルーツに関するまじめな研究書だと思った。
なぜかというと、単なるフルーツ紹介と一線を画すものとして、下記の項目があったからだ!
これらを文字ばっかりではなく、きれいな写真やイラストがふんだんに使われているのも魅力である(私はイラストが大好きなのだ!)。これらをぼぉーと眺めているだけでそれぞれのフルーツに代表される季節が感じられる。
高齢になった中野さんのフルーツ生活が楽しみ
ネット情報によると中野さんは1976年生まれだということだからまだ40代?
若いなぁ~
この私だって40代のときは、なんの不調も感じなかった。
だからちょっとイジワルな言い方かもしれないが、フルーツだけを食べ続ける生活を高齢になっても続け、なおかつ何の体調不良もないとしたら、そのときこそ見上げたものだと思う。
そしたら日本人のフルーツ消費量も、いっきょに跳ね上がるのではないか?
中野さんのこれからが楽しみだ。
でもフルーツって高いよねぇ、ふう。
私なんか、さぞカラダにいいだろうと思っても、値段をみるとバナナとキーウィぐらいしか買う気になれない・・・