警告を無視していたら動画再生ができなくなった
あれはもう1か月以上前になるだろうか。
私はPCのブラウザに主にクロームを使っているが、そのクロームでYouTubeを見ようとすると、「広告ブロッカーを利用するのは違法です」みたいなメッセージがでるようになった。
「ふーん、それで?」
と鼻先で嗤い、メッセージを無視して視聴していたが、ある時期から
「広告ブロッカーをやめるか、YouTube Premiumに加入しないと動画再生ができなくなります」
というメッセージに変わっていた。
それも無視して視聴を続けていると、あれ、ただの脅しじゃなかたのだ、ついに動画が再生できなくなってしまった。
下記の記事で言っていることは本当だったのである。
YouTubeには多大なお世話になっているが
私はどうしても必要なものにおカネを使うのには抵抗を感じない。
例えば光熱費。
夏、暑いのもキライだし、寒いのは超苦手だから光熱費がかかるのは仕方がないと思う。
そしてピアノ、フランス語のお稽古事。
これは必要経費だからねぇ。
ちょっとかかりすぎている気もするけど、ほかに趣味もないからねぇ。
飲む・打つ・買うもやらないし・・・
でもYouTubeを広告なしで見るために、月額1,680円はなんぼなんでも高すぎる。
確かにYouTubeには多大なお世話になっているよ。
私はどの曲をやるにしてもまず耳からなので、いろいろなピアニストの演奏比較は欠かせない。
そしてどうにか自分のイメージに合いそうな演奏がみつかったら、無料でダウンロードできるツールを使ってそれをPCに取り込み、さらにiTunesのプレイリストに入れて、繰り返し聴いて・・・という手順。
ところでYouTubeからのダウンロードも違法なのかどうなのか?
あるいはウィルスなどの危険性もあるとか?
いろいろなネット記事を読んだところ、多分違法ではないだろう?
けれども危険性がないとは言えない?と結局、結論がよくわからない。
「買わない私」は広告をみても買わない
ところで私がわからないのは、広告ブロッカーを使わず、仮に私がその広告を「見た」としても私がその商品を買うことはまず限りなく100%に近く、ない。
なのになぜ「買わない私」をYouTubeは対象に含めるのだろう。
私の疑問に対して、夫ちゃんが言うには、
「広告を見た人の数が多ければ多いほど、売り上げが上がる」
というのが大企業の論理、だそうだ。
「もちろん、街の小さなパン屋さんにはあてはまらないだろうね」
これは人通りの多いところにあるレストランはまずくても、人通りの少ないところにあるレストランに比べて売り上げが多い、というのと同じことか。
これもわかったようでよくわからない。
要するに私は、好みに合わない広告が大嫌いなのだ。
つい最近も、お気に入りでそれまでよく見ていた料理レシピのサイトでは、「広告の表示を許可してください」のメッセージがでるようになった。
「いやだよ~~ん」
と思った私はそれ以来、そこにアクセスするのをやめてしまった。
何も料理レシピのサイトはそこだけじゃないし。
でも私がアクセスしなくなっても、そのサイトは痛くも痒くもないだろう。
さらなる強力な広告ブロッカーを求む
ところでGoogle嫌いの夫ちゃんはGoogleのアカウントを持っていないせいか、そんなメッセージはまったく出ないそうだ。
おまけにブラウザも私が聞いたことのないのを使っている。
余裕があるせいか
「そのうちYouTubeの性能を上回る広告ブロッカーがでてくるよ」
そうか、それを待つしかないか。
とりあえず、私には動画を「見る」より「聞く」ほうが大事なので、動画の再生ボタンをクリックすると同時に音声をミュートにしている。
そして広告が終わったか、と見るや否や、すばやくミュートをはずす。
なんか反射神経のテストみたいだな、これ。