夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

ハノンもツェルニーもしないのにみんなうまくなっているジャズ発表会

12月のピアノ行事がすべて終わった

きょう無事にジャズクリスマスパーティー&発表会が終わった。

はぁ~ 12月最初の日曜日のバッハコンクールバッハ、中旬のピティナステップシューマン、そしてクリスマス・イブジャズ、と盛りだくさんのスケジュールでどうなることか、と思ったが、完走できた!

とりあえず風邪もひかず、体調を崩すこともなく過ごせたので、結果はどうあれこれでよし、としよう。

でもちょっと詰め込みすぎたのは事実。

来年はじゅうぶん考えて、自分の能力とやりたいことをよく測りにかけることにしようっと。

二刀流が増えたのは大谷翔平の影響か?

きょうの発表会にでた人はピアノが8名、ヴォーカルが9名ぐらいか?

もちろん去年も顔をあわせたかたがほとんどだが、せっかく去年仲良くなってお名前を覚えたのに、今年はお見かけしない方もチラホラいらっしゃる。

これはちょっと淋しいなぁ~

まあ仕方がない。

そして去年はまだコロナ禍だったので、あんまり飲んだり食べたりできなかったように思うのだが、今年は自由なのでみなさん、飲むこと飲むこと!

私はアルコールに耐性がないので、ペットボトルのお茶ばかり飲んでいて、まったくサマにならない。

特に先生は、ヴォーカルの生徒さんにはずっとピアノ伴奏を努めなければならないので、「飲まずにやってられん」とばかりに、あいまあいまにグビグビ缶ビールを飲んでいた。

そして今年は二刀流の方が数名いらっしゃったことも新たな変化である。

つまりヴォーカルとサックス、ピアノとトランペット、などである。

これも大谷翔平の影響なのだろうか?

昔なら「二兎追うものは一兎も得ず」といわれて、周囲の人の眼は冷ややかだったと思う。

でもいまや、何でもあり、なのだ。

みんな好きなものを好きなだけやったらいいし、できないことがわかって、途中でやめてもいい。

ただ、トランペットを始めてまだ1年の男性が言っていた、

「ヨメさんに『武将やないんやから、ホラ貝はやめて!』と言われます」

には笑った。

ハノンやツェルニーもしないのにどうしてうまくなれるのか?

ピアノで出演した生徒さんのなかで、クラシックピアノも今も続けている人は私のほか誰もいない。

だから誰もハノンツェルニースケール・アルペジオを練習のメニューにしていないのだ。

なのにどうしてあんなに指がまわる?

そして確実に去年よりうまくなっている。

私にしたら不思議でしようがない。

いったいどういう練習をやっているのか、本当に聞きたいと思うのだが、不思議に話題はそちらにいったためしがないので、疑問は消えないままである。

ジャズの名曲「Tin Tin Deo (ティン・ティン・デオ)」

ある会社員のかたで、奥さんがテレビを見ているあいだに電子ピアノで練習している、というかたがいらっしゃるが、去年にくらべて目をみはるほど上達されている、と思った。

そして今年弾いた曲目は、ジャズの名曲「Tin Tin Deo (ティン・ティン・デオ)」だった。

ジャズの場合、弾く人のアレンジ、または技量によって、「あれ、この曲ってあの曲なん? 全然そうは聞こえへんけど」というのがよくある。

しかしきょう聞いたのは、まさしく私がITuneのプレイレストにいれて日ごろ聞いている、オスカー・ピーターソンのと同じだった(アドリブは違うからコピーではない)。

すごいなぁ。

いったいいつのまに、どういう練習をしているのだろう?

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反省会はあしたに持ち越し

肝心の自分の演奏だが、自信をもっていた「Our day will come」のほうで、途中ベース&ドラムさんとあわない部分がでてきてしまった。

「どうしよう、どうしよう」

と思っているあいだに、お二人が帳尻をあわせてくれたので、事なきを得たのだが、いったいどうしたんだろう?

ひょっとして何小節か飛ばしてしまったのだろうか?

でも終わったとき、先生は何も言っていなかったけど?

私の場合、例の如く反省会は少々とりかかるのに時間がかかるのだ。

あしたこわごわ、録音を聞いてみよう。

本当に聞き返すのが怖くてたまらない。

こういうのはすべてあした!