夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

ツェルニー左手のためだけの練習方法

9月のクラシックピアノレッスン

9月はさまざまな事情が重なって、クラシックピアノについては、前回とのレッスンから約一か月空いてしまうことになった。それではあまりピアノを弾いていないでは、と思われる向きもあるかと思うが、いや、ピアノは弾いている。

危惧される点は、練習内容がどんどん違う方向へ向いているかもしれない、ということだ。

さすがに今となっては、ただピアノを弾くだけでは、思うほど進歩しないのはよくわかっているので、練習方法について自分に合うよう工夫をすることが多い。それがひょっとして、先生のような専門家からすれば、的がはずれているかもしれないのに。

しかし、自分で考えるのは結構楽しい。子どものときはどうして「やりなさい」と言われたことだけやってたのだろうね。

ツェルニーの、左手のための左手だけ練習

ツェルニー左手のための練習曲」を細々とやることに決めたのは、前に記事にした。

kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com

 

あれから数日間、先生が勧めてくれた、1,3,5番などをちょこちょこ弾いていたが、どうにも面白くなかった。試しに最後までをパラパラとめくり、つまみ食いのように弾いてみたが、魅力的な曲は一つもない(私にとって)。

例えばツェルニー30番で言えば、私は26番が結構気に入っている。でもこの左手練習曲に、そういうのはない。そもそも、この練習曲集はツェルニー先生が、左手強化のために編み出したものだから、先生もまず左手に本腰を入れて書いたのではないか?そして、何とか曲の体裁を整えるために、右手はどちらかというと帳尻合わせみたいなものではなかったのか?

この大胆不敵?な仮説をもとに私は決めた。この曲集に関しては、左手だけを練習することにしたのだ。まさに「左手のための左手だけ」ではないか?利点は譜読みがラクラクなので、ほとんど突っかからずに弾けてしまうことだ。

三部分にわけてやることにした

曲集は全部で24あるので、割り算しやすい、というのもいい。とりあえず、1~8、9~16、17~24と三部分にわけてやることにした。左手だけで弾くと、1~8が10分、9~16が11分、17~24が14分かかった。なぜ、17~24に時間がかかったか、というと23番のトリルがむずかしかったからだ。

でもこうやって1日1部終わらせるようにすると、1週間で1冊分を2回やったことになる(左手だけなのだが)。慣れてくると、右手を弾いても大して変わらないかもしれない。

この練習方法の効果は?

さて、効果のほどは、と言われても今のところ、よくわからない。しかし飽きずに当分続きそうだから、やらないよりよいのでは?それにアルペジオの曲が多いのも、ドビュッシーの曲をやるのにちょうどよさそう。

特に3,11,17,18,22番をしっかりやっていると、もう「得意技は左手の指マタギです」と言えるようになるかも??

 

           「指またぎ」の例