スマホ用録音マイクの効果
きのうの記事の続きでまず、スマホ用録音マイクの効果について書きたい、と思う。
きのう撮った録画をノートパソコンに移し、ノートパソコンのスピーカーで聴いて見たのだが。
マイクあり、なしの両方で聴いて見たが、違いはわからなかった・・・
そう言えば昔、ネスカフェのCMで「違いのわかる男」というのがあったな。
ダバダーダ ダバダーダという歌声入りで。
あれでいうと、私は本当に「違いがわからん女」やわ、と情けなく思いながら、今度はイヤホンで聴いて見ると・・・
やった! 違いがわかったぞ!
マイクなしだと、平べったいちゃらい音。
マイクありだと、奥行きと深みのある音。
だからやっぱりマイクだと、より本物に近い音を再現してくれるのだ。
しかし音の基本はやっぱりピアノだと思う。
いくらマイクの性能がよいとしても、たまに店頭で見かけるトイピアノみたいな音のするアップライトピアノでは欠点は隠しづらいのではないか、と思うけど、どうかな?
演奏動画での「卒業写真」
さて、今日のお題である演奏動画での「卒業写真」。
いわずと知れたユーミンの代表作で、これが世にでたのが1975年。
するってぇともう半世紀以上前になるのだね。
この曲が出た頃、若者が音楽を聴く手段はカセットテープだった。
だから私もこの「卒業写真」や「あの日に帰りたい」をカセットテープにいれて、繰り返し聞いたものだ。
ノイズだらけなのをなんとも思わず。
「卒業写真」についてはメロディー自体、最初は平凡だと思っていた。
だけど2番の「話しかけるように揺れるやなぎのしたで」のところで、ユーミンが、やなぎの、ぎの音を1番と違って、音を上げて歌っているのが、とてもカッコよく聞こえた。
それから歌詞。
「人混みに流されて変わっていく私」には感激した。
本当にうまいこと形容するなぁと感服したものだ。
なんだかんだといって好きな曲を、半世紀以上たった現在、ピアノで弾いてYouTubeにアップしていることが、この世の不思議に思えてしかたがない。
「卒業写真」を1枚ももっていない
ところで文字通りの「卒業写真」だが、私は自分の小・中・高・大を通じてそれを1枚も持っていない。
別に積極的に断捨離したわけではなく、引越しを繰り返したり、両親の遺品整理を超特急でやったのを機会に、永久に失ってしまったのだ。
もともと過去に未練を持たない、と言えば格好がいいが、モノが管理できないタチだからだろう。
若い頃は卒業写真を紛失したことさえ、忘れている始末だったが、最近になると、ちょっと惜しいことをしたな、と思うようになった。
だって50-60年前と言えば、もう歴史の1コマなのだ。
校舎も建て替えなどで変わってしまっている。
小・中・高なんか完全に新しい校舎になってしまっていて、かつての面影はない。
それに級友たち。
特に神戸市の中学校では、1995年に校則が見直しされるまで、男子生徒はみな丸刈りだったのだ!
有無をいわさず、全員丸坊主!
これ、いまだったら児童虐待じゃないだろうか?
みんな詰襟の制服で、イガグリ頭の男子生徒。
8割近くがショートカットで、長い髪は三つ編みだった女子生徒。
あの頃だったら、きっと記念写真では誰も微笑んでいないだろう。
クソ真面目な顔をして写っているに違いないのだ。
今見たら面白いだろうなぁ。
残念なことをした。