アップルミュージックの解約
きのう、解約すべきか否かでずっと迷っていたサブスクを解約した。
アップルミュージックである。
いつからこれを始めたかにはまったく覚えていなかったが、ブログ記事を調べてわかった。
kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com
それによると、私のアップルミュージック履歴は、昨年の12月から3か月の無料期間を経て今に至ったことになる。
ということはお金を払ったのは1,080 x 7か月=7,560円。
それだけのモトがとれたかというと、取れていない気がする。
私の場合。
それほど多くの曲を聴いていないからだ。
原因を分析してみると、やっぱり私の音楽の聴き方はサブスク向きではなかったということに尽きると思う。
サブスクのモトがとれない理由
私が音楽を聴く理由は、音楽でリラックスしたいからというのではほとんどなく、自分が演奏してみたい曲、あるいは演奏できそうな曲を探すことから始まって、参考になりそうな曲を探すためだと思う。
のんびりと秋の夜長に人生の秋に思いを馳せながら、音楽に身も心も委ねるという心境にはちょっと遠い。
例えば、なにかのきっかけで
「これ、やってみたいなぁ」
「私にもできるかしらん?」
と思う曲に出会ったとする。
それからはYouTubeで、その曲の参考音源を探しまくる。
なぜかというと、YouTubeのほうがライブ音源もあって選択肢が広いからだ。
そしたらアップルミュージックなんか最初からいらないではないか?ということになるだろうが、YouTubeは広告を視聴させられる。
それがいやでずっと広告ブロッカーを使っていたのだが、最近は「広告ブロッカーの使用は違反です!」とかなんとかいうポップがでて、クロームが動かなくなってしまったよ。
さて参考音源で「これだ!」と思うのが見つかったら、一部を採譜することもあるし、それにあわせて自分が弾いたり、歌ってみたりする。
必然的に同じ曲を繰り返し、繰り返し聴いていることになる。
新曲の開拓までにはなかなか到達しないのだ。
それが7,560円のモトが採れていない、と感じるゆえんである。
ツタヤディスカスの単品利用
サブスクをやめたらどうするのか?
いっそ広告だらけのYouTubeをがまんすることにしようか、とも考えた。
しかし思いついて、昔ながらのCDレンタルに戻ることにした。
といっても店舗利用ではない。
だって昔(約10-20年前?)さんざん利用していたツタヤの店舗はウチの近辺に存在しないからである。
そこで目を付けたのが宅配。
ネットで借りたいCD、およびDVDを選んで郵送してもらうツタヤディスカスである。
これも月額利用などが選べるが、せこい私は単品利用で、選んだ分だけを払う方法を選択した。
最初、私が好むような古いジャズがあるのかなぁ、と心配したが、ほとんど大丈夫だった。
例えばジャズは、洋楽と邦楽というジャンルに分かれているが、足し算すれば2万件のアルバムがはいっている。
これだけあればほぼ充分である。
ネットで選んでから翌日発送され、手元についたのは翌々日。
えらくコンパクトな包装で、ちょっとがっかり。
そうか、ケースはついていないので、ライナーノーツとかも読めないのね。
でも文句はいうまい。
紹介文はネットで読めるのだから。
選んだCDは4枚。
ついでに観たかった映画のDVD2枚も追加したから計6枚。
これらが送料あわせて、税込みで994円なのだ。
私は嬉しくなってしまった!
アップルミュージック1か月分より安いのだから!
これらのCDはITuneに取り込んで、パソコンとスマホで繰り返し、繰り返し聴くことになるだろう。
利用できる期間は12泊。
CDは取り込んでしまえば用なしだが、DVDの映画をみるにはちょっと忙しいかもしれない。
だって1週間にほぼ2本の映画を観ることになるから。
ああ、これでまたピアノの練習時間が減ってしまうが、ほとんど映画ブログになりつつあるこのブログにはいいことかもしれない。