グッズの売店があるコンサートホール
美術館・博物館には展示物に関連した書籍のほか、雑貨やイベントのグッズが売られていることが多い。
実は私はホンモノの展示を見るより、こういったものを売っている売店を熱心にみることが多いのだ。
だって他では売っていないデザインのものが多いからね。
カード、封筒や便箋、クリップといった文具類からアクセサリー、Tシャツ、タオルなど・・・
そりゃ価格的には100円ショップのようにはいかないが、100円ショップにはない個性的なモノが多くて、私はもう、こういった小さくて安くて、なおかつ日常生活に使えるものが大好きなのだ。
しかし今までコンサートホールにグッズ販売の売店が併設されているところには行ったことがなかった。
調べてみると東京のサントリーホールにはあるらしい。
しかし、東京には25年も通勤したのに、サントリーホールには行ったことがないのだ。
これで私がガチのクラシックファンでないことがバレてしまうね(汗)
ウィーンショップで¥990のエコバッグお買い上げ
ところがきのう、ヴィキングル・オラフソンのコンサートがあった大阪の住友生命いずみホールには、小さくてもなかなか面白いものを売っている売店があったのだ!
私は音楽グッズが大好きで、ヤマハにいけば必ず付箋、ボールペン、おけいこバッグなどを見て回るし、ネットショップも利用したことがある。
しかし残念なことに、こういったものはレッスンに通うお子さま向けであることが多い。
でも住友生命いずみホール内にあった「ウィーンショップ」では、カップでもアクセサリーでも、それほどお子さま仕様でない商品が多かった。
私は本当はあれも、これも欲しかったのだが、くたびれてきた今のエコバッグの代わりになるものが前から欲しかったので、とりあえず楽譜と鍵盤のもようがはいったエコバッグ大を買った。
¥990したが大満足である。
すでにメルカリに出回っているオラフソンの新作CD
そして休憩時間にはオラフソンのゴルトベルグを収録したCDも買った。
私はふだん、こういったところではCDは買わないのだ。
だってどうせ少し待てば中古CDショップで買えるからね。
でもきのうは、何かこのコンサートに来たことの記念となるCDを買いたい気分だったのだ。
それにクリアファイルのおまけもついているしね。
だから定価の¥3,080で買った。
予定外の出費だったが、別に後悔はしていない・・・
ところが、きょうふとメルカリをみて「え?」と思った。
同じCDが¥1,980、¥2,700でも、すでにsoldになっているのだ。
なかには中古と明記してあるのに、¥3,300以上でsoldになっているのもある。
さらに「え?」なのはおまけの非売品のクリアファイルまで¥399で売られていて、すでにsoldになっている。
ということは、私も自分のPCに取り込んでしまえばCDはまず不要だから、CDとクリアファイルをあわせてメルカリに出品すれば、合計¥700ぐらいの利益が出たのかなぁ~
ちょっとモヤモヤする?
でもきょうび、¥700ぐらいじゃ、ランチも食べられないからね。
オラフソンの神技的ゴルトベルグを忘れないよう、CDもクリアファイルも手元に置いてときおり拝むことにしよう。
ゴルトベルク変奏曲、疾風のような26変奏
ゴルトベルク変奏曲は全部で30変奏曲まであり、トータル時間は1時間半ほどにもなる。
もし例えば私が最初の数変奏が弾けたとしても(例えば、ですよ)、26変奏ぐらいまでくれば、もうヘロヘロになっていると思う。
ところがオラフソンは終盤においても快走を続け、26変奏の16分音符でも怒涛のごとく駆け抜けていった。
いったいどういう練習、トレーニングをしているのだろう?
それではぜひ、ゴルトベルク変奏曲、疾風のような26変奏をお聴きください。