藤井風はなんとか風だと思っていた
私のジャズ友で15歳年下の彼女は藤井風が好きだそうである。
それも、今はビッグになりすぎたから、ちょっと前の藤井風が好きだそうだ。
と言われても、私はなんと答えていいのやらわからない。
そう言えば、名前はなんか見たことあるかなぁ。
このひとのカヴァーをピアノで弾いているひとって多くなかったっけ?
それにアレンジ譜も売られているよね。
恥をしのんで書くが、私は長いあいだ、藤井風とは「ふじいふう」と読み、なんとか風、つまり和風の食事の風とか欧風カレーの風と同じだと思っていた。
それがやっと名前、それも本名であることを知ったのだった!
友人が藤井風の「青春病」という動画のリンクを送ってきたので、これは聞かねばならない。
どうせ、好きになれないだろうけど。
そして見た、聞いた。
たしかにイケメンなのだろう。
しかし歌は?声は?
よくわからない。
そしてピアノは?
まさか下手ではないが、とりたてて上手とも思えない。
これくらい弾く男子ならわんさかいるだろう。
こんなこと言っていいのかな?
もし人気ブログなら批判が殺到するかもしれない。
おまけに友人は、藤井風の話す「わし」とか「じゃけ」とかの広島弁(?)岡山弁(?)が「めちゃ、可愛い」と言う。
ここまでくれば「蓼食う虫も好き好き」ではないか。
「わし」とか「じゃけ」の文字だけ見たら、どんなおっさんが話しているのかと想像するのだが?
次!
Mrs.Green Appleに至る音楽の流れ
お次はこれもジャズ友で年齢差は14歳。
彼女はMrs.Green Appleのsoranjiに魂が震える、と言う。
これこそ全然、知らんわ。
なんでも中学生の娘さんの影響だそうである。
そうか!
やっぱり母と娘は一卵性双生児というか、お互いに影響しあう部分が多いんだね。
そしてこれも見た、聴いた。
たしかに歌はうまいと思った。
ファルセットが効果的に使われていて、歌が変化に富んでいる。
そう褒めれば、彼女はMrs.Green Appleは令和のサザンで、幅広い世代に人気がある、と教えてくれた。
また音楽の流れとしては
サザン➡ミスチル➡ミセス
になるそうだ。
私はサザンは知ってこそいるものの、好きとはあまり言えないし(このブログのどこかに書いたような気がする)、ミスチルと言えば、お手上げだ。
そう言えば昔の職場の後輩で、ミスチルのファンだというひとがいた。
私は知らないので、「ふーん」とやり過ごし、さぞかしやりにくい先輩だと思われただろうな、今ごろ反省。
無理をして聴いた音楽で頭痛になる
とまあ、いろいろ聴いたり、こちらでも失礼に当たらないようにこれらのアーチストについて調べているうちに、あらら、だんだん頭痛がしてきた。
ずっと居座っている低気圧のせいか、とも思うのだが、頭痛薬の「イブ」を飲んでもあまり収まらない。
やっぱりちょっと無理をしすぎたみたいだ。
おばあちゃんにさしかかったおばちゃんは、自分のペースを守りつつ、若い人の好みをニコニコしながら聞いているのがいちばんいいのだろう。
反省!!