ボーカルレッスンはどこも高い
きのうのホームランチジャズセッションで、ジャズ友のE氏が耳よりなことを教えてくれた。
彼は理論ばかりでなく、さまざまな情報に通じているのだ。
私がボーカルレッスンの先生を探しているが、どこも平均月2回レッスンで月謝は15000円ぐらいが相場であることを嘆いていると、スマホの画面を差し出して、
「この人どうですか?
以前は僕らの先生の奥さんの、生徒だった人ですよ」
といった。
僕らの先生というのは、私がこのブログで呼んでいるジャズ師、奥様はジャズボーカリストである。
しかし今はもう引退されていて、まったく教えておられない。
私よりお若いのに引退(?)とはちょっと残念なのだが。
私は「へぇ~」といいながら、彼が推薦する元生徒さんで、今では関西の各教室で精力的に指導をおこなっているかたの経歴を斜め読みした。
すると私が今月からお世話になっている大手楽器店の、場所こそ違うが、ボーカルクラスも担当していることがわかった。
しかしそこは確かお月謝が15,450円ぐらいだったので、私の予算をオーバーしてしまうのだ。
私は彼の情報に「ありがとう」と言いながらも、そのときはあまり関心をもっていなかった。
うまい、近い、安い!の3拍子のボーカルレッスン
しかし家へ帰ってから、ふと、「元生徒さんって、どんな声のひとなんだろう?」と思い、YouTubeで検索してみた。
そして見つけた「Fly me to the moon」の歌を聴き、
「かっこええやん!うまいやん!」
と感激した。
これは習う価値、大ありかも、と思い、さらにそのかたのご経歴、レッスン会場などを詳しく検索してみると、なんと某放送局(これってすぐわかるよね)文化センターでもレッスンをしておられる。
そしてそのレッスン会場は、お隣の市にある、西日本最大級のショッピングセンターのなかにあるのだ!
そこはもちろんトイレがきれいだ!(これ、すごく大事!)
雨の日も濡れないし、早く着きすぎてもウィンドウショッピングで時間が潰せる!
そして気になる受講費は?
月1回で、1回あたりは約3,000円なのだ!
これこそ、うまい、近い、安い!の3拍子ではないか?
体験も受けずに申し込んでしまった
さっそくオンラインで申し込もうとする自分に、もうひとりの自分が、
「せめて体験だけでも受けてみたら?
それにグループレッスンだろうから、どんなひとが来ているか、も知っておいたほうがいいだろうし・・・」
と囁いた。
しかし、体験を受けていたら、レッスン初日は9月になってしまう(8月は夏休みでないらしい)。
9月までとても待てそうにない。
それにここ半月ぐらい、結構ネットで探したのだ。
これ以上、安くて近いところは探せていないし、ここは6か月単位でカリキュラムが替わるらしいのだ。
ということは辞めるときに気を遣う必要もないではないか?
こんな願ったり叶ったりのクラスが見つかるなんて、やはり天は私に味方したのだろう!
いや、本当はジャズ友のE氏のおかげなんだろう。
もし満足度の高いレッスンだったら、私はもう彼にアタマが上がらないかも。
結局、私はオンラインの受講申し込みをポチし、そして同時にほっとした。
ボーカルレッスンの初日は7月だから、それまでピアノに専念できそうなのだ。
エリーゼの予選まであと10日ほどしかないが、それまでせめて毎日数回は曲をさらって、その気にならないと、モチヴェーションを上げないと・・・
だって本番で大恥をかきたくないものね。