酷暑の中、ジャズピアノレッスンへ行った
毎日暑い。
標高500メートル近く、六甲山の山あいに住んでいても、昼間の気温は31-33度近くになる。
家からジャズピアノレッスン会場のスタジオがある駅前まで、一時間に一本しかないバスで約30分。
場所が駅前にあるというのは本当にありがたい。だって、涼しい店内で時間調整できるから。
いつも通り、時間きっかりにスタジオにはいっていくと、先生に「この暑いのに、よく来たね~」と言われてしまった。そりゃ、来ますよ。今やレッスンに行くことが仕事みたいなものだから。
フォームを褒められ舞い上がる
一曲目はバラードの「P.S.I love you」。めずらしく(?)褒められた。
「個性がある」
「フォームがよくなったから、音が出るようになった」といわれた。
うれしーーーーーっ
実は自分でも気がついていたのだが、これまであまりにも猫背で弾いていたのを、自分としては、反り気味になるくらい意識を後ろにもっていったほうが、指も廻りやすいし、音が遠くへ飛ぶ感覚があるのだ。
よし、よし。
倍テンポのマスターがマストだ
これで、この曲は一丁あがりぃ、と思ったが、新たな課題がでた。マンネリを避けるために、アドリブに倍テンポをいれよ、とのこと。
倍テンポ、についてはうまく説明できないので、ひょっとして自分でもよくわかっていないかもしれない。
とても丁寧に説明されているサイトがあったので、貼っておく。あとで勉強しようっと。しかし次から次へと課題がでてくるなぁ。
「ゴールデンイヤリングス」という名曲
次の曲は、ゴールデンイヤリングス。
元はハンガリーのジブシーのメロディーだったが、
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サラ・サーテの「チゴイネルワイゼン」に使われる。
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1947年の映画『ゴールデン・イヤリングス』の主題歌でマレーネ・ディートリッヒが歌う
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ペギー・リーの歌が大ヒット。
歌詞は次のようなものだ。
「ジプシーの言い伝えによると、恋人が金の耳飾りをしていたら、彼女はあなたのものになる。そして、ほとんど知られていない話だが、この金の耳飾りをあなたがつけると、恋があなたのところにやってくる」
この曲がジャズとして有名になったのは、下のレイ・ブライアントの演奏が有名になったかららしい。
どの批評家もこの演奏は、「哀愁漂うピアノ」とか「詩情にあふれた」などとベタ褒めだ。
私もただいま採譜中だが、フレーズのうちひとつでも身につけばいいなぁ、と思っている。
でもこのジャケット、タバコがなかったら、もっといいのになぁ。