夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

追悼、オリビア・ニュートンジョンさん

 

リビアニュートンジョンさん、73歳で死去

今朝、起きてからパソコンをつけたら、オリビアニュートンジョンさん死去のニュースが目に飛び込んできた。享年73歳とのこと。

乳がんと闘っていたことは知っていたが、ダメだったのか・・・多分最新式の治療は施されていただろうに、と思うとがんの怖さを改めて感じる。

ご冥福をお祈りいたします。

 

売れに売れていた1970年代後半から80年代

オリビア・ニュートン・ジョンさんは、1970代後半から80年代にかけて、それこそ世界のポップス界を席巻したかただが、当時、私はそれほどファンだったわけではなかった。

というのは、どこへ行っても彼女の曲を聞かされるのに少々ウンザリしていたからである。

特に「そよ風の誘惑/Have you never been mellow」はすごかった。1975年のヒット曲とのことだが、テレビ、ラジオ、スーパー、歯医者さんの待合室でも聞かされた。彼女の歌そのものではないが、オルゴールでの「そよ風の誘惑」を、電話の保留音として使っているところも多かった。待っている間にこれをえんえんと聞かされると、もう切ってやろうか、とも思ったものだ。

そして、彼女は非のうちどことのない、べっぴんさんだった。金髪、青い目、白人、スタイル良し、透き通るようなソプラノでしょ。私はどちらかというと、カレン・カーペンターのような落ち着いたアルトが好きなのだ。そして、音楽のジャンルも当時はアメリカン・カントリーぽいものを歌っていた印象が強い。

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1978年の映画「グリース/Grease」が楽しい

見直した、と言っては非常に失礼だが、その歌唱力、ダンスにも驚嘆されられたのが、ジョン・トラボルタと共演した1978年の映画「グリース/Grease」だ。

良家のお嬢さんから、不良少女に変身して、トラボルタと掛け合うシーンは何回見ても楽しい。しかしこのときのオリビアさん、ウェストがあり得ないほど細いね。

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1981年のヒット曲「Physical」とエアロビクスのブーム

さらに、脱帽させられたのは、1981年のヒット曲「Physical」だ。こんな大人向けのダンサブルな曲も歌えるんだ、と驚いた。この曲は歌詞が物議を醸し、アメリカでは放送禁止になったところもある、と聞いたが、いかんせんネイティブでない私には、どこが鼻血が出そうなのかわからない。

ただ、ビデオクリップをみるたび、笑える。みた後何分かは、「シェイプアップしないと!」と思わせられること、確実だ。

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リビアさん、数々の歌とダンスでわたしたちを楽しませてくれて、本当にありがとうございました。