1日1ブログ記事を1年は実験だった
きょう、いつものように朝起きてからパソコンのスイッチをいれ、ひととおりのニュースサイトに目を通してからメールボックスを覗いてみた。
そして「はてなブログ」からお知らせが届いていることに気がついた。
このブログをはじめてからきょうまで365日、365記事をアップしたのである。
そう、2022年の6月18日、どうして思いついたのかを書けば長くなるが、ブログをはじめようと思いたち、とりあえず1日1記事を1年間書く、という「実験」を始めたのだった。
そして60代女性の雑記プラス音楽ブログでどれぐらいアクセスがあるのか、参考にしたいブロガーさんがおられたら、と思い「戦績」を下に貼ってみた。
自分としては「こんなもんやろ」という感想しかないが、多くの人には「毎日書いてもこんなにアクセス少ないのか」と唖然とされる気もする。
したがってブログで収益などとんでもない。そりゃ年金の足しになればいいんだろうけどね。
グーグルアナリティクスやアフィリエイト対策はゼロ
もしもっと本腰を入れてブログ運営をするのなら、当然グーグルアナリティクスを研究すべきだろう。
しかし私はこの複雑怪奇なデータを読みこなす根気と熱意がなく、ほとんどほったらかし状態である。
そしてアフィリエイトのほうもアマゾンの審査に落ちてから、放置状態である。
もともと私がブログのなかで勧める商品はとても少ないのだが、それでも審査のゆるい楽天とヤフーだけは残しているのは、やはり訪問者さんのなかで、「これはいくらぐらいするものだろう」と知りたいかたがいた場合、その手間を省くためである。
結論としてアクセスを増やすにはどうしたらよいか、を考えることはまったくせず、とにかく1日に1記事を1時間以内でアップすることに専念した1年だった。
記録の意味はなしていない
ブログをはじめたときの動機のひとつに、レッスンを再開したピアノの進捗状況をYouTubeやブログに記録として残し、今後の指針とする、というのがあった。
しかし今ではこれはほとんど意味をなしていない。
そのわけは過去の自分の演奏、文章なんて恥ずかしくて聞けない、読めないからだ。
だから弾いたら弾きっぱなし、書いたら書きっぱなしである。
ああ、進歩がないのは判っているが、とにかく恥ずかしい。
1年前と現在との比較
ブログをはじめてからしばらくは、登録している「日本ブログ村」の読者さんしかいなかった。
この読者さんたちの多くはクラシックピアノ愛好者で、日々研鑽に励んでおられると思う。
ところがいつごろからかグーグルやヤフー検索から訪問される割合のほうが多くなった。
というより、私はガチのクラシック愛好者ではなく、音楽は好きだがボーダーレスなので、クラシック愛好者にしてみればあまり興味がそそられる記事がないためアクセスしなくなったと思われる。
それはそれで仕方がないのだが、だからといってグーグルやヤフー検索から訪問してくださっているかたの好みの傾向を探ることは難しい。
あくまではてなブログの統計によるのだが、そういうかたたちに一番読まれている記事は「『ハラミちゃんパリを行く』を見てフランスの底力を感じた」のようである。
kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com
しかし、もし読まれたかたがいらっしゃったらわかると思うのだが、私はハラミちゃんの演奏については一言も言及していないから、これは「ハラミちゃん」というタイトルに惹かれてアクセスしたかたにとっては詐欺モノだと思われるのだ。
だからといって今後ハラミちゃんや、その他有名人についての記事を書くのは私にとって、とても難しい。
だってもともと、現在流行っているものにはほとんど興味がないからだ。
予期しなかった書く愉しみ
反対にまったくはじめる前には予期しなかったことがある。
それは意外に書くのが愉しい、と感じることだ。
私はこれまで読んだり観たり聴いたりのインプットがほとんどで、書くというアウトプットの機会はあまりなかった。
ところが今では、書いてみると意外にネタに困ることはなく、すらすら書けて自分でも思わぬところに着地するのが面白い。
そしてこんな文章でも、温かいコメントをくださるかたには本当に感謝である。
というわけで実験期間は終わったが、書いて愉しいうちはまだブログを続けることになるだろうと思う。