大人女子のピアノコンクールにドレスは必須か?
きょう、ふと先日私が予選を受けたバッハコンクールの本選はいつあるのだろう、と思い、検索に「バッハコンクール」といれたところ・・・
どこかで見たことのあるようなタイトルの記事が上位にあるのに気がついた。
なんとそれは去年バッハコンクールに参加した時の感想記事で、書いたのは私だったのだ!
kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com
この記事は、私のブログのアクセスランキングにたびたび登場し、それを決めているのは私ではなく、はてなブログさんである。
これを見るたびに私は「ゲッ」と思い、「もう削除しようかしら」とさえ思う。
だって大人の女性のピアノコンクールのドレスコードとして、ドレスがふさわしいのかどうか、今の私には自信がなくなってきているからである。
カジュアルな彼女が完璧演奏で優秀賞
原因はコンクール予選直後に書いた記事にもあるが、スカート姿ではあったものの、カジュアルといっていいスタイルでステージにあがった若い女性がいたからである。
このかたは難易度の高い平均律の曲を、流麗に、パーフェクトに弾かれ、見事優秀賞を勝ち得て本選に進まれるのだ。
つまりね、何を着ていたかなんてどうでもいいんじゃない?
要するに、ピアノがうまければ万事OKなんじゃない?
コンクールの性質、地域性によっても違うだろう
しかしこうも考えた・・・
このかたが普段着だったのは予選だったからかもしれない。
だから近所のスーパーにお買い物の感覚でステージにあがったのかもしれないが、本選では気合がはいって、ドレスに着替えるのかもしれない。
そして予選会場によっても、服装はさまざまな気がする。
イメージでしかないのだが、東京とか横浜の地区大会予選では、豪華絢爛のドレス祭りかもしれない。
またステージでドレスを着るかどうかは、コンクールの性質によっても違いがあるのかもしれない。
ホームーページを見る限りだが、大人のコンクールで知られるエリーゼ音楽祭では、ベストドレッサー賞もあるぐらいだから、参加者のみなさんは服装に趣向を凝らしていらっしゃるようだ。
ところが私が知っている地方のバッハコンクールでは、大人の女性はドレスとはいえ、地味でシンプルだった。
しかし高校生・大学生は華やかだったなぁ。
肩をだしたビスチェタイプのドレスも珍しくなかった。
でもこういうのって、ずり落ちてくる心配はないのかなぁ。
通算2回しか着ることのないロングドレス
一方、演奏の場所によってロングドレス、パーティードレス、フォーマルドレスなどの使い分けをする、というのもありそうだ。
つまりコンサートホールだとロングドレス、アットホームなサロン的な小会場だと、ミモレ丈のパーティードレスやフォーマルドレス。
となると、ロングドレスなら外出着にはならないが、パーティードレスやフォーマルドレスになると、工夫次第ではおよばれや、結婚式にも使えそうである。
こういろいろ考えると、アタマがクラクラしてくる。
私にはもう招待されそうな結婚式もないから、着回しにまで気を遣う必要はない。
そしたらロングドレスでいいのか?
とりあえず今年のバッハコンクールで着たベロアのロングドレスは、来年春のクラシックピアノ発表会で着るつもりである。
これでやっと消化試合が2回。
安かったからまだ許せるけど、どうにかにして他に着る機会はないものか?
家で着る? まさかぁ。