アラン・ドロン氏、モラハラされるのニュース
下記のニュースはきのうアップされたものなのだろうか?
フランスを代表するかつての大スター、アラン・ドロン氏が内縁関係(?)の女性、ヒロミさんからモラハラされていたということがニュースになっていた。
そのヒロミさんの出身地がたまたま日本だったということで、話題になり、意外や意外、当ブログもアラン・ドロン氏に関する記事を過去に2つアップしているだけで、そのアクセス数が伸びているのだ。
kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com
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最初私はなんのことかわからず、「なんでこんな古い記事にアクセスするひとがいるんやろ?」とまったく気にもとめなかった。
しかしいかな世情に疎い私でも、ネットニュース、そしてフランス語の勉強のため、「Paris Match」を拾い読みをすることがある。
それでやっと知ったのだ。
かつての大スターが内縁の妻(?)兼お世話係(?)兼介護人(?)のヒロミさんからモラハラを受けたとして、彼の息子が告発したことを。
でもこのニュースに興味があるひとはたぶんある一定の年齢以上だろうね。
これには一筋縄ではいかない問題がありそうだ
若い人の興味を引かないかもしれないが、考えようによってはこれは非常に複雑で、とらえようによってさまざまな憶測が可能となる。
作家なら絶好の題材といえるだろう。
だって、
- 将来の相続問題(莫大な資産の相続で誰がいちばんトクをするのか?)
- 親子関係(ドロン氏には母親の違う3人の子どもあり)
- 介護問題(ドロン氏は脳卒中の後遺症のため体が不自由)
- 男女関係(ドロン氏とヒロミさんの本当の関係は?)
つまり、ヒロミさんは最初からドロン氏の金銭目当てだった、と考える人もいるだろう。
そして「パパの遺産をこんな女に盗られてたまるか」と子どもたちが思う可能性もなきにしもあらず、だろう。
でも子供たちはまったく介護にかかわっていないらしいね。
それでシモの世話も全部介護人にさせておいて、たまたま彼女が「トイレを汚さないで!」と被介護人に言っただけでモラハラ扱いされたら、介護人もやってられないよね。
余計なことかもしれないが、私が父を介護していたとき、郵便物は全部ヒロミさんと同じく私が開封していたし、電話もぜんぶ私がでていた。
父はまったくボケていず、頭脳明晰だったけれど、そういうこと全部、私の役目と思っていました。変ですか?
と、だんだん介護人だったヒロミさんを擁護したくなってくるのだ。
ヒロミ・ローランって誰なの?
でも不思議なことに、フランスのメディアもヒロミさんなる人物のことは今までよくわかっていなかったらしい。
「Mais qui est vraiment Hiromi Rollin?(ほんとうに、ヒロミ・ローランって誰なの?」
と書いているぐらいだから。
でも少なくとも姓はRollinだから、日本人ではないひとと、結婚していたか結婚しているよね。
そして映画界でメイクアップアーティスト、アシスタントとして働いているおり、1990年代にドロン氏と知り合っているそうだから、フランス在住年数は長いよね。
だから彼女のことを、いわゆる控えめ、おとなしいといった従来からのイメージどおりの「日本女性」として一括りするのもいかがなものか、と思ったりするのだが。
今度はヒロミさんがドロン氏の子どもたちとボディーガードを訴えるらしい。
やっぱりこれからもちょくちょくネットニュースをチェックしようっと!