弾きあい会後、初のクラシックピアノレッスン
きょうはホールでの弾きあい会のあと、初めてのクラシックピアノレッスン。
先生に玄関で出迎えられ、「足の調子はどうですか?」と聞かれる。
私が足を捻挫したのは約3か月前の話なのだが、こうやっていつも気を使ってくださるのにはありがたくもあり、恐縮でもある。
先日の弾きあい会でのことをお互いにねぎらったり、反省したりのあと、さていよいよ本題のレッスンに!というとき、先生は、
「さあ次はバッハコンクールですね!」
と言った。
あれ、先日ちょっとバッハコンクールのハナシをしたとき、先生は私のコンクール参加についてどちらかというと否定的だったような気がするのだが?
先生はコンクール参加について難色を示していた
もちろん、今の先生に4月からお世話になるとき、去年のバッハコンクールにエントリーし、地区予選で敗退した、けれども奨励賞はいただいた、という説明はした。
そのときは先生はニコニコしていらしたが、先日バッハコンクールのハナシをしたとき、
「コンクールってほんとうに大変なのよ。
コンクールにでるんだったら、それこそ1音1音に気を配らないと!」
というので、
「ああ、私がコンクールにでる、というのはやっぱり身の程知らずなんだなぁ」
と若干落ち込んでしまった。
私はたぶんトライすることが好きなのと、大きなホールでピアノを弾くのが好きなだけなんだけどなぁ。
だから先生に申告して反対されてあきらめるよりも、最初から内緒でエントリーしたほうがよかったかも?と戦略的なことまで考えてしまったのだが。
秋冬の英国王立音楽検定は中止っぽい
ところが今になって「コンクール、さあいってみよう!」モードに先生がなったのは、どうやら秋冬に行われる予定だった英国王立音楽検定が、今年の秋はどうやら日本会場ではなさそうだ、ということに起因しているかもしれない。
先生の生徒さんはみな、このグレード試験をターゲットにしているし、海外の大学に留学する場合、加点になるということで、ピアノも英会話も習っている小中学生も多いのだが・・・
理由はやっぱりコロナ?
たしか2年間ほどコロナの影響で行われなかったのが、今年の春から再開したのに?
でも先生は、
「来年の5月か6月にはきっとありますから!」
と明るく締めくくった。
「そうですよね」
私はと言えば、中止だとホッと安心が半分、がっかりが半分。
理論や初見の準備が手探り状態なので、秋冬が中止となればその分ホッとするが、平凡な生活のスパイスがないというのもがっかり、でもある。
「これはもういいです」合格のショパンプレシュード4番
「では、コンクールの準備に入る前に、中途半端になっている曲をみな片付けてしまいましょう!」
と先生。
いわば決算棚卸しというか消化試合というか?
まず、ショパンプレリュード4番。
一度だけペダルの踏み方を詳しく指導された曲だが、その後ずっと後まわしにされていたのである。
だからはっきり言って私はそれほど気合を入れて練習していない。
絶対子どもには弾けない、大人のための曲だとは思うのだが、繰り返して弾くと鬱病になりそうなので・・・
先生もそう思われたのだろうか、
「またそういう気分になったときに弾いてくださいね~」と言われ、
「これはもういいです」という、とりあえず合格になったのである。
下の動画はレッスンに行く直前に撮ったもの。
やっぱりまだ左の音が大きすぎるなぁ。
でももっと小さくしようとすると音抜けになるし。
ああ、課題が残る・・・