マリア・ジョアン・ピレシュのCDを集めたい
2018年のNHK「スーパーピアノレッスン」の動画がご縁で、すっかりマリア・ジョアン・ピレシュに心酔してしまった私は、もっと彼女のピアノを聞こうと心に決めた。
もちろん生演奏が聞ければ一番いいのだが、去年来日したばかり。
次の来日予定はまだ発表されていないようだ。
「日本が大好き」と言っているようなので(お世辞かもしれないが)、将来に期待するとして、今は彼女のCDをできるだけ集めようと思った。
ここで「CDを買うの?」と思われる方もたくさんいらっしゃるのではないか?
何かの統計で見たが、最近では音楽を聴く手段としてまずYouTube、そしてサブスクリプションの音楽配信サービスを利用するのが主流だという。
サブスクリプションの音楽配信サービスを使わない理由
YouTubeには私も日ごろからお世話になっている。
YouTubeのいいところは演奏家による曲の比較が一瞬にしてできることであり、これが私の若いころにあったなら、音楽の愉しみはもっと豊かになったのにと思うと悔しい限りである。
まあ、なかったものはどうしようもない。
そして次、サブスクリプションの音楽配信サービスについてだが、これはいつも無料体験で終わってホンモノを契約したことはない。
なぜかというと体験してみて、確かに便利であることはわかっても、こういうサービスはやたら曲数の多さ、ジャンルの豊富さをウリにしていると思う。
アマゾンミュージックは謳い文句によれば1億曲以上聞けるのだとか?
そんなようけいらんわ!
だいたい私が聞くのはジャズ、クラシック、ポップスかロックと決まっており、ジャズでもフリージャズみたいなのは聴かないし、クラシックもシンフォニーとかあまり聴かない。
最近の流行り歌はまったく聴かない。
だから聴くのは1億曲の1パーセントにもならないと思う。
ところで1億曲の1パーセントって何曲? それも計算できへん(泣)
けれど(急に胸を張る)、好きな曲はもう何回でも、これでもかとばかり親の仇のように聴くのだ。
こんなんで月額980円(?)のモトがとれるんであろうか?
それやったら好きな曲だけ買うんでいいんやないの?
市内唯一の中古CD・レコードショップ
そのCDだが、私が新品のCDを買っていたのはもう20年以上のことだと思う。
今はメルカリを利用することもあるが、だいたいが中古CD・レコード店のお世話になっている。
今、よくお世話になっているのは下記の市内唯一の中古CD・レコード店。
ここでは「いらっしゃいませ」もない。
その代わり、どれほど粘っても何もいわれない。
そしてたいていは何か買わないと悪いような気がして1枚は買ってしまう。
レジの清算のときには「ありがとうございました」は言われる。
それで充分なのだ。
高齢者が安心して音楽が聴ける世の中に
きのう買ったマリア・ジョアン・ピレシュの中古CDはモーツァルトが¥800、ショパンが¥900。
ちょっと高いかなと思ったけど¥1000以下ならよし、とすることにしている。
さて家に帰ってすることはこれをiTunesに入れて、スマホと同期させること。
iTunesも最近は使う人が減っているのではないか?
最初これが出始めた頃、使いにくいと文句ばっかり言っていた。
それもさすがに慣れてくると、これ以外のものはすぐに使える自信がない。
将来、音楽を聴くのにも苦労するようになったらどうしよう?
サブスクがなくなってもCDはあと当分なくならないで、存続してほしいのだが・・・