最近の私のコンサート鑑賞履歴
このブログは一応、私のクラシック&ジャズピアノレッスン記録をメインにした音楽ブログのつもりである。
であるからには管理人はさぞかしコンサートに頻繁に通っている音楽通と思われるかもしれないが、実際のところ全然そんなに通っていない。
有名どころでは昨年は反田恭平さん、今年は12月にオラフソンに行くつもりだから、ほぼ1年に1回の割合?
本当はできればもっと行きたいのだ。
だってホンモノの音を聞かないと何もわからないっていうし・・・
でもこういうのって何か月も前から予約=お支払いしないといけないではないか。
そんな何か月も先のことってわかりませーん、というのもあるし。
それに第一高いし。
数万円するのもあるし、それがS席、A席、B席とわかれていたら、それぞれのコストパフォーマンスを考えて迷うこと、迷うこと。
というわけで、クラシックピアノの先生が
「こんど、ランランとウィーンフィルが大阪にきますよ!行きます?」
と聞かれたときは、即座に
「いえいえ」
と首を振ってしまった。
11月のウィーン・フィル&ランランの協演
先生が話題にされたのは、11月12月から19日まで、東京・横浜・名古屋・大阪で行われるウィーン・フィルとランランの協演のことだった。
「チケット、35,000円なんですよ! さすがですね!」
と先生が言うのであとで調べてみたが、35,000円はA席で、S席は39,000円、一番下のC席でも25,000円する。
先生はご家族の都合で今のところ、行けるかどうかはわからないそうだが、可能であれば当日券に並ぶそうだ。
ふーん。
ところでこれは世界的に名声を誇るウィーンフィルと「世界で最も影響力のあるピアニスト」であるランランだからのお値段なのだろうか?
ちょっと興味をもって今月予定されているクラウス・マケラ指揮(このひと若くてかっこいいね!)オスロフィルハーモニーとピアニストの辻井伸行さんの協演予定をみると、S席30,000円、A席25,000円となっている。
ということはウィーンフィル&ランランよりは諭吉さん1枚少ないぐらいといってもよいか。
そりゃ私だって銀行口座に39,000円ぐらいはある。
でもこの私がポン!とそういうのにおカネを使うなんて、なんか似合わなくないか?
ランランをかぶりつきでみたいほどのファンでもなく、クラシック音楽の専門家でもなく、自他ともに認める通でもない。
すばらしき大ホールで一流の音楽家の演奏を味わうのには、それ相応の「品格」が必要な気がするのだが、ちょっと私には似合わないような気がするのだ。
サン=サーンスのピアノ協奏曲第2番
ところで11月の公演でランランが演奏するのは、サン=サーンスのピアノ協奏曲第2番のみである。
なんでサン=サーンスなんだろうね?
私はサン=サーンスについては、「動物の謝肉祭」と最近のピアノ学習者がよく発表会で弾くことの多い「アレグロ・アパッショナート」しか知らない。
それでYouTubeのなかでランランが弾いているサン=サーンスピアノ協奏曲第2番を探してみたら、上海交響楽団と協演しているのが第3楽章のみならあった。
感想は、というと・・・
ひゃ~~としかいいようがない。
こんなに聞くよりか、見て圧倒される演奏があるんだね。
0:53あたりからの、ほぼアタマの高さから降り降ろされる強打音はあれ、なに?
エンディング近くではピアノの端から端まで駆けめぐって、髪の毛も踊ってるよ!
いや、そりゃ実際に見てみたい気はあるんだけどね。
やっぱり私には高いなぁ~