ピティナステップのメッセージをやっと読む
きのう終わったピティナステップだったが、まだアドバイザーの先生方からのメッセージを読む勇気がなかった。
きょうのお昼前にやっと意を決して、茶封筒をあける。
ジャジャジャジャーーーン!!
そんな大げさなものでもあるまいし。
でも、学校も会社も行かなくなった今となっては、これぐらいしか刺激を感じるものがないのだ。
今回受けたのは4月に受けた23ステップではなく、フリー7分というもの。
なにしろ受けた本人がよくわかっていないので、完璧に説明できる自信がないのだが、23ステップとフリーでは評価システムが違っているらしい。
たとえば、23ステップでは評価はS・A・B・C・Dだ。
このSとはなんだろう?
Super のS なのか、 Special とか Supérieur のSなのか?
対してフリーでは、Bravo・Great・ Fine・ Almost となっている。
アドバイザーの先生方のメッセージに耐える
アドバイザーの先生方のメッセージでは、I先生がBravo、H先生とS先生がGreatとなっていた。
しかしコメントはなかなか手厳しいぞ!
I先生
- メロディラインはもう少しつながりを大切にていねいに歌えるとよい。
- 内声の動きはもう少しやさしくタッチしてみましょう。
- リズムははっきりと表現してください。
- 音楽の流れはしっかりとしています。
H先生
- メロディラインが途切れないようフレーズをつくりましょう。
- 3と4と5の指のつながり、タッチをもっと意識して弾いて見ましょう。
- 間のとりかたがよい素敵な演奏でした。
S先生
- テクニックの問題を解決したい(うわぁ、直球辛口!)
- 全部の音が確実に弾けるテンポまでぐっと下げて確実にすべてを音にする➡そこに同テンポでメトロノームを足す。この練習は一見時間が必要ですが、上達の近道です。トライしてみてください(やってんねんけど、できへんねん)
- 表現したいことは伝わってきます。
いやいや、良薬は口に苦し、なのだ。
この苦言を飲み込み、マゾにならんと上達はできへんのやからね。
それに表現したいことがわかっているのは、大人だから。
それぐらいわからなくて、60年余も人間やってられへんわ!
どうして日本人は日本語を使いたがらないのか?
夫ちゃんにこのメッセージシートを見せたら、
「Bravo はイタリア語とフランス語でしょ、なのにGreatは英語で、なんで混ぜてる?」
「知らないよ、だって英語でもBravoは言うんじゃないの?」
「そうだけどね、英語でGreatは意味がないよ。
アメリカ人は何でもGreatを使うんだ。
相手を傷つけないためにね、すぐに『Oh, Great, it's Great!』というけど、それには何の意味もないんだ」
ここでGreatを2つもらった私は面白くない。
「じゃあ、フランス人だったらBravo の下は何て言うの?」
「何にもいわないよ」
そこでまた、彼は「どうして日本人は日本語を使いたがらないのか?」と疑問と自論を展開する。
そうねぇ、私の大学時代の成績表は優・良・可、不可だったけど、もしピティナステップの評価がそうだったら、みんなダサいと文句を言うだろう、と思う。
【演奏動画】シューマンのアラベスク4ヶ月練習記録
まだまだ改善の余地はあるが、今後の教訓として、8月26日から譜読みを始めたシューマンのアラベスクの自撮り動画を貼っておく。
ピティナステップの会場では、ビデオのボタンを押してくれるように頼める人がいなかったので。