夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

2023年中に却下された、または仕上がらなかったジャズとポップス曲

アース・ウィンド・アンド・ファイアーの「セプテンバー」が主題歌の
フランス映画「最強のふたり

2023年に先生から却下された「Come Sunday

きのうは2023年中にやりかけのまま忘れてしまったクラシックピアノ編だったので、きょうはジャズピアノポップス編である。

ただし、やりかけのままで忘れてしまったというよりも、先生から却下されたのと、自分でやろうとしたが、どうしてもできなかった部類にはいる曲である。

まず先生から却下されたのは、デューク・エリントンの「Come Sunday」。

これがボツになったいきさつは下の記事にも書いた。

kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com

却下になった理由は、ゴスペル、ソウルフルな音楽は、私の雰囲気に全然似合わないから、である。

けっこう気に入ってたんだけどなぁ。

安息日をひたすら求める労働歌というのがね。

キャノンボール・アダレイのライヴ盤「nippon soul」

そして名残惜しく、いろんなミュージシャンのヴァージョンを探していたら、アルトサックスのキャノンボール・アダレイの1963年来日ライヴ盤、「nippon soul」というアルバムにたどりついた。

このなかに「Come Sunday」がはいっているのだ!

しかもこの曲を紹介するアダレーのMCがおとぼけっぽく、なぜか笑える。

「You know, in the States on Sunday, Noboday goes to work. You see?

Consequently, everybody loves Sunday.

アメリカでは日曜日は誰も仕事に行かないのです。わかります?

だからみんな日曜日が好きなのです。)

そしてまぁ、このジャケットのすごいこと!

もちろんいい意味ですよ!

レコードを持っていたら絶対、部屋に飾りたい。

しかし1963年といえば、まだまだ日本は「ゲイシャ・フジヤマ」としか思われていなかったのだろうか?

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最強のふたり」の主題歌「セプテンバー」

次は9月になったらいつも弾きたくなるアース・ウィンド・アンド・ファイア

セプテンバー」。

この曲は私の大好きな映画「最強のふたり(Intouchables)」の冒頭部分で、主題歌として使われている。

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この明るく、ノリノリになれるかつてのディスコ曲が好きで、いつもソロピアノで弾くにはどうしたらよいか、と考えていた。

でもコード進行は簡単なので、1週間ぐらいで仕上がるかと思い、8月の最終週ぐらいから練習をはじめたのだが、全然うまくいかなかった。

ユーチューバーのピアニストさんがこの曲をストリートピアノで弾いている場合、アップテンポで派手に、ギンギンに弾いていらっしゃるのが多いようだ。

私にそれができればそうしたかもしれないけれど、できないし、ちょっと違うかなぁ、というのもあった。

私のイメージでは、もっとリラックスしていいかげんで、アバウトに

ターリラ タリララ ターラ ターリラ 

と鼻歌を歌うような感じで弾きたかったのだ。

その意味で下の、アコースティックギターでの演奏は私の好みだった。

えーと、こういうシンプルなのをノリよくピアノで弾くのはどうしたらいいのかなぁ。

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いろいろ試行錯誤しているうちにセプテンバー=9月はあっというまに過ぎてしまった。

そうなると、また来年9月がきたときでええわ、となる。

ジャズテイストの「セプテンバー」に出会えた!

そしたら偶然きょう、私の好みドンピシャリの「セプテンバー」を見つけた。

それが下の動画である。

そうそう、こういうの! 

このちょっと肩の力が抜けたジャズテイスト!

うわぁ、絶対これを参考にしてがんばるぞ!

来年は7月からはじめたらなんとかなるか?

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