夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

サブスクに万能を期待するのは間違いかもしれない

セルジオ・メンデスの「ザ・ジョーカー」

もっといろんな曲を聴かねばならない

先日、師のライブに行ったとき、イントロの数小節で、

「わぉ! 私この曲大好き!」

という曲に出会った。

でも今までに聞いたことはなかったし、誰が元歌を歌っているのかもわからなかった。

ただ、歌詞で「Joker is me!」が繰り返されるので、それをもとにググってみると、それは下記の、セルジオ・メンデス1966年のヒット曲であることがわかった。

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私はラテン、特にボサノヴァが大好きでセルジオ・メンデスのCDも数枚持っているのにもかかわらず、どうしてこの曲を今まで聞いたことがなかったのか、不思議であると同時に悔しい。

ああ、もっといろんな音楽を知らないとダメだな。

いつまでも同じ懐かしのメロディーを聴いていたらいかんな(もっともセルジオ・メンデスも懐かしのメロディーなのだが)

こう思った私はまたもやサブスクに挑戦することを思いついた。

そういえば、以前Amazon Music Unlimited の無料をお試ししたのに、結局は有料に移行しなかったのは、どうしてだっけ?

もう忘れたよ。

出戻りOKのAmazon Music Unlimited 

ちゃっちゃっと調べたところ、アップルミュージックでは以前、無料体験を利用したひとは二度と無料体験ができないらしい。

そういうところは、ちょっと恨みがましそう。

「あんた前はいらん、ゆうたやないの!」

と言われているみたい。

ところが、Amazon Music Unlimited は太っ腹なのかなんなのか、今回も3か月無料体験をさせてくれるそうだ。

となると、アマゾンプライム会員になれば月額料金も100円安くなって、980円になるそうだから、もうこれはアマゾンでいくか~とこのときは思ったんだけどね。

Amazon Music Unlimitedで見つからないいろいろ

確かに前もそうだったとおぼろに思い出すのだが、アマゾンでは私の好きな曲、アーティストのが見つけにくいことが多いのだ。

謳い文句としては1億曲が聴けるはずなんだけど、どうしてなんだろう?

たとえばクラシックで、私が今やっている「バッハ フランス組曲」をいろいろ聞き比べたいとする。

しかし検索してみると、トップにあがってくるのはブルース・リウマレイ・ペライアアンドレア・バッケッケティなのだ。

バッハ弾きで知られるグールドシフがあがってこないのはどうしてなんだろう。

私はこの後も一生懸命探したが(英語表記も試して)、見つけられなかった。

無料だから見つけられなかったのかもしれないが、有料であればあるのかを調べるのにはどうしたらいいんだろう?

あと、ジャズでは名盤と言われる、ウォルター・ビショップJrの「Speak low」も見つけられなかった。

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さらにしつこいようだが、私は誤って断捨離してしまったバーバラ・ストライサンドのアルバムCDを、ずっと中古ショップやメルカリで探している。

しかし見つからないので、アマゾンに期待したのだ。

このなかでは「Love comes from the most unexpected places」というバラードが秀逸だ。

ところがアマゾンには彼女以外のヴァージョンでは見つかるのに、彼女のはない。

この歌は、彼女のような圧倒的な歌唱力の持ち主にこそ、ふさわしい気がするのだが。

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月額980円でも聴かないのならもったいない

しかしこのようにサブスクになんでもかんでも期待するのは間違っているのかなぁ。

それか、私のような趣味、年代の人間が好む音楽は、アマゾンさんには認められていない、あるいは儲からない、と思われているのかもしれない。

これからどうしようかなぁ。

あまり聴かないのであれば、たとえ月額980円でも私にはもったいない。

こう思う私は筋金入りのケチなのか・・・