夢でささやくピアノ

ジャズピアノとクラシックピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

やっぱり大トリは復活したセリーヌ・ディオンだったね

パリオリンピック開会式で「愛の讃歌」を歌うセリーヌ・ディオン

愛の讃歌」は「ラ・ヴィ・アン・ローズ」ではない

今日の午後。

録画したパリオリンピック開会式をつまみぐいのように見てから、

「さて、ネットではみんなどういう感想なんかな?」

と思いながら、たまたまYahooニュースに出くわしたら、見過ごせない間違いを発見。

エディット・ピアフの名曲「ラ・ヴィ・アン・ローズ(愛の讃歌)」だって!

こんなん間違わんといてほしい。

ピアフに対して失礼やし。

問題の箇所はここ。

開会式では聖火点灯後、セレモニーの締めくくりとしてエッフェル塔の上からエディット・ピアフの名曲「ラ・ヴィ・アン・ローズ(愛の讃歌)」を熱唱。

news.yahoo.co.jp

ラ・ヴィ・アン・ローズla vie en rose だから「バラ色の人生」でっせ!

フランス語を知らなくても rose =バラだからわかりそうなものなのに!

愛の讃歌をわざわざカタカナ表記すると「イム・ア・ラムール」(原題:Hymne à l'amour)になるかと思うが、日本では岩谷時子さんの邦訳が定番となっているから、カタカナ表記はしないのがふつうだと思うけど。

無理はせんほうがいいと思うよ。

開会式は若者向けお祭りのショーみたいだった

さて肝心の開会式に対する感想だが、やっぱりみなさん好意的なものが多かったのではないか?

セレモニーというよりも、若者向けお祭りのショーという感じが全面に出ていて、先の東京オリンピックよりはずっと楽しめたのではないか?

といっても私は東京オリンピック開会式をほとんど見ていなくて(退屈だったから)いいかげんなことしか言えないけれど。

若者向けといったのは、レディガガ、ヘビメタのGojira、アヤ・ナカムラが出ていたから。

私としてはミッシェル・サルドゥ(77)やミッシェル・ポルナレフ(80)が出てほしかったんだけど、もうおじいさんはいらんということか。

アヤ・ナカムラのアズナブールはアズナブールに聞こえない

ところでやっぱりアヤ・ナカムラが歌ったのはピアフではなかった。

わざわざマクロン大統領エリゼ宮に彼女を呼びつけて

「開会式でピアフを歌ってほしい」

と頼んだと言われるのはフェイクニュースだったのか?

それともセリーヌ・ディオンの健康状態が回復に向かったのを受けて

「すまないけど、もうピアフの歌は水に流して」

と断ったのだろうか?

それにしてもアヤ・ナカムラが持ち歌の「ジャジャ」の前にシャルル・アズナブールの「For me, formidable」を歌ったというが、ほとんどその曲に聞こえない。

何かの間違いじゃないだろうかと思うくらい。

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歌もドレスも満点なセリーヌ・ディオン

さて大トリは復活したセリーヌ・ディオンだったが・・・

歌もよかったが、ドレスもよかったねぇ。

これが紅白歌合戦でかつて衣装を張り合った小林幸子とか美川憲一、あるいは故美空ひばり風でなくてよかった。

私は美空ひばりの歌唱力はすばらしいと思うものの、ステージ衣装がどうにも好きになれなかった。

それに比べるとセリーヌ・ディオンのはゴージャスで品がよくて、ヘアスタイルもトサカみたいなのをつけていなくて、シンプルで100%私の好み。

なんでもドレスはディオールのだそうだ。

さすが~

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