夢でささやくピアノ

ジャズピアノとクラシックピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

トランプさんから「オレンジの雨」を思い出すとはね

トランプさんのオレンジ肌が気になる

昔の日本の教育を受けたものなら(どれくらい昔か聞かないでね)、他人のものをあれほしい、これほしい、というのははしたない行為とされていたよね、違うかしらん?

でもトランプさん、ずっと言ってるよね、グリーンランドほしい、カナダほしい、ガザほしいって。

「そのうち日本もほしいって言い出すんやないかしらん?」

というと夫ちゃんは、

「日本はすでにアメリカの植民地だからもういいんだよ」

という。

これは彼の自論であり、いくら言い合いをしても勝つ見込みがないのでまた私は黙る。

そして夫ちゃんは同じ質問を繰り返す。

「トランプってしゃべるとき必ず首が曲がっているね、なんでかな?」

知らんがな、そんなこと!

「顔の色が変だね、オレンジ色みたいな」

「ゴルフ焼けでしょ、きっと」

と言いながら、ふと気になってグーグルさんに聞いてみると、日経ビジネスの記事で「このオレンジ色の肌は目の回りを避けて行ったスプレータンニング(日焼けではなく、スプレーなどで焼けているように肌色を変える施術)によるものだと思われる。」とあるではないか!

どうやら本来の白い肌では貧弱にみえるらしく、オレンジ肌で精力的、エネルギッシュに見える効果を期待しているらしい。

ああ、日焼けしているようにみせかけている78歳の高齢者の一挙手一投足に、世界中が怯え、振り回されている・・・

まったくこんなんでいいのだろうか?

「オレンジの雨」という筒美京平さんの曲

ここで世界平和を憂えればよいのかもしれないのだが、なぜか私のアタマにはトランプさんの「オレンジ」だけが残った。

そしてまたもや昭和に流行った歌謡曲、「オレンジの雨」を思い出したのである。

この作曲者は筒美京平さん、歌ったのは野口五郎さん。

当時の男性歌手で人気があったのが、郷ひろみさん、西城秀樹さん、野口五郎さんの3人だったが、私は誰のファンでもなかった。

しかし野口五郎さんの「オレンジの雨」は好きだったのだ。

やっぱり筒美京平さんの曲だからねぇ。

そういえば当時、筒美京平さんて謎のひとだった。

あの頃はテレビの歌番組ではかならず、曲の題名と作曲家名、作詞家名がクレジットとして画面にでていたのだが、今みたいにそれ以上の情報を得ることはなかったので、「こんなカッコいい曲をつくる筒美京平さんってどんなにカッコいいのだろう?」と思ったものだ。

それでね。

後年、筒美さんがドキュメンタリーとかにでるようになってお顔を拝見して、かなりびっくりした。

えーと、とにかくきょう採譜した「オレンジの雨」は↓。

やっと段間隔のせばめ方がわかったので、嬉しくて仕方がないから貼らせてね。

「オレンジの雨」ってオレンジが降ってくるのか?

ところで「オレンジの雨」って何なんだろう?

この歌が巷に流れていた1973年、高校生だった私は必死に考えていた。

まさかオレンジが空から降ってくるんじゃないよね。

「みずいろの雨」(八神純子さんのヒット曲)ならまだわかるんだけど。

ひょっとして大陸から黄色い砂がやってきて、そのときに雨が降ったとか?

いや、それよりも夕焼けで雨が降るとか?

でも、夕焼けってたいてい晴れてない?

いやぁ、真剣に考えたけどわからなかったよ。

野口五郎さんの歌唱が光る「オレンジの雨」

譜面にとってみてびっくりした。

この曲むずかしいよね。

「そんなこと~」が「ドファド♭シ~」で1オクターブも跳躍しているのだ。

こんなんよう歌わんわ。

さすが野口五郎さんは実力があるんだね。

あらためて脱帽。

それではそんな古い曲知らんわ、というかたもぜひ一度はお聞きください。

なかなかカッコよくてアレンジ次第でどうにでもなる曲だと思うから。

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